RAPT | アメリカ経済にさらなるダメージ。GMリコール1300万台に。
GM リコール トヨタ 制裁金 アメリカ 不当 TPP
9730
post-template-default,single,single-post,postid-9730,single-format-standard,ajax_fade,page_not_loaded,,side_area_uncovered_from_content,qode-theme-ver-13.2,qode-theme-bridge,wpb-js-composer js-comp-ver-4.3.5,vc_responsive
 

アメリカ経済にさらなるダメージ。GMリコール1300万台に。

アメリカ経済にさらなるダメージ。GMリコール1300万台に。

uploads-2014-04-20140401__no_copyright_gm_hq 

トヨタに対して1200億円という冗談としか思えないような巨額の制裁金を科したアメリカ。そうすることで日本経済にダメージを与え、アメ車の復権を狙ったのでしょうが、そんな悪辣なことをするから天罰が下ったのでしょう。
 
アメリカの代表的な自動車メーカーGMが、さらに追加で300万台のリコールを発表。これで全てのリコール台数が1280万台に突破したとのことです。
 
ところが、アメリカ政府がGMに対して科した制裁金はたったの35億円。トヨタの1200億円とはかなりの大差ですが、これは一体どういうことでしょうか。トヨタのリコールの台数は確か600万台だったと思うのですが、その倍ぐらいのリコール台数を出したGMが、なぜこんなに少額の制裁金で済まされるのでしょう。
 
誰がどう見たってこれは不当な制裁です。そうです。35億円がまっとうな金額なのであって、1200億というのはまさにアメリカという国家の謀略、日本叩きに他なりません。
 
しかも、アメリカは今現在、日本に対して強行的にTPPに参加するよう働きかけています。もし日本が実際にTPPに参加すれば、今後は車だけでなくほとんど全ての日本の商品に対してクレームをつけ、制裁金という形で巨額の金をむしりとろうとするでしょう。
 
要するに、彼らアメリカは今後、ただクレームをつけるだけで1000億単位の金を一夜にして稼げるというわけです。そんな悪質な金儲けの手段を彼らの手に与えてしまうわけです。
 
まあ、そんなことをしないとやっていけないぐらい、アメリカの経済が疲弊しきっているという証拠でしょう。人間、ひもじくなると、どんな手を使ってでも食い扶持を手に入れようとするようになります。まさに今のアメリカはそんな最悪な状態なのです。何しろ、アメリカ政府の抱えた借金はもう天文学的な数字になっていますから。もちろん、アメリカはその額をひた隠しにしていますが、分かっている人にはもう全て分かっているのです。
 
今やアメリカ人自身がそんな何でもありのアメリカ政府に怒り狂って、反政府軍を組織していると前の記事にも書きましたが、オバマおよびその取り巻きたちは心して報復の時を待っていなさい。
 
ちなみに、アメリカから暴利をむしりとられたトヨタは、この屈辱をものともせず、今年は6年ぶりの過去最高益2・3兆円を計上したそうです。一方のGMは、前年同期の9億ドルに対して、89%もの大幅な減益となる1億ドル(約102億円)の純利益。どちらに幸運の女神が微笑んだかは一目瞭然ですね……。
 
 
【以下、ロイターニュースより転載】
 
GMリコール新たに300万台、コストは最大2億ドルに
 
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)は15日、米国を中心に、世界で新たに約300万台をリコール(無償回収・修理)すると発表した。関連コストは最大2億ドルに上る見通し。
 
GMはこれまでに、少なくとも13人の死者を出したイグニッション(点火)スイッチの不具合などに絡む大規模なリコールを実施しており、年初からのリコール台数は約1280万台に及ぶ。
 
今回のリコールは、「シボレー・マリブ」や「ポンティアックG6」などのテールランプの不具合のほか、マリブのブレーキの不具合を含む計5件。そのほか、スポーツカーの「シェビー・コルベット」、多目的スポーツ車(SUV)やフルサイズトラックなどにも不具合が発覚している。
 
リコールの対象となる299万1140台のうち、270万台超が米国で販売された。
 
テールランプの不具合をめぐっては、GMは13件の事故と2件のけがについて報告を受けているほか、数百件の苦情を受け取っているとした。
 
GMはリコール関連コストとして想定される最大2億ドルの費用について、第2・四半期に計上するとしている。
 
第1・四半期には、イグニッションスイッチの不具合に絡む260万台のリコール関連費用として13億ドルを計上。同四半期の純利益は88%減少した。
 
米株式市場で、GMの株価は一時、2.8%下落した。
 
【転載ここまで】
 
 
〈関連リンク〉
 
日本の中古品が世界で大人気。日本はアメリカへの依存をやめるべき。
 
日本人が気付かない米中冷戦。日本がどちらにつくかで勝敗が決まる。
 

No Comments

Post A Comment