RAPT | 日本人が気付かない米中冷戦。日本がどちらにつくかで勝敗が決まる。
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日本人が気付かない米中冷戦。日本がどちらにつくかで勝敗が決まる。

日本人が気付かない米中冷戦。日本がどちらにつくかで勝敗が決まる。

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相変わらず幸福の科学の三橋ナントカさんは中国の経済崩壊が近いというようなことばかり仰り、中国のことを小馬鹿にしておられるようですが、それを言うならアメリカも似たようなものです。
 
アメリカの経済ももう崩壊寸前のところまで来ています。そのため、アメリカと中国は実は秘かに水面下でバチバチと火花を散らし合っています。もはや完全な冷戦状態です。
 
アメリカも中国もどちらも国土が広いのは同じですが、人口の面では圧倒的に中国が上。アメリカが3億で、中国が13億。確かに中国のバブルは崩壊していますが、それでも人口が多い分、奥に秘められたポテンシャルはまだまだ大きいわけです。それに引き替え、アメリカは経済的に天井にぶち当たってしまった状態。発展に発展をつづけた末に限界にぶつかり、現在の位置が彼らのポテンシャルの限界だと言っても間違いないでしょう。
 
そんなわけで、中国もアメリカもともに自力で経済発展を遂げるのは難しいという状況です。ですから、両国ともに日本の助けが欲しくて欲しくてたまらないのですが、アメリカは相変わらず日本に対して傲慢に振る舞い、TPPなどという究極の不平等条約を押しつけようとしています。しかも、日本が少しでも中国に歩み寄るような態度をとると、その度に邪魔をしてきます。
 
かつて民主党が選挙で大勝した際、かの小沢一郎が多くの議員を連れて中国に行きました。そして、中国と仲良くしようとしたわけですが、アメリカはそれを見てひどく焦り、怒り、小沢一郎に対して早々と陸山会にまつわる冤罪事件をでっちあげてしまいました。それによって、日本はもうそれ以上、中国に近付けなくなってしまいました。鳩山一郎もまた中国と仲良くしようとして同じような末路を辿りました。彼らはともにアメリカにハメられてしまったわけです。しかし、日本人はそうとも知らずに二人に対して総スカン。まんまとアメリカに騙されてしまいました。
 
日本のマスコミがこういった本当の事情を全く報道しないので、日本人は相変わらずアメリカは凄い国だという妄想を抱き、アメリカなしでは日本はやっていけないと思い込んで生きています。しかも、アメリカがこれからも続けて発展すると本気で信じているのですから、なおさら質が悪いです。アメリカはもう天井をついているのです。これ以上の発展はあり得ません。
 
中国も中国で、本当は日本の助けが喉から手が出るほど欲しいはずなのですが、習近平がユダヤ人の飼い犬になりきっているので、日本と争いになるような態度ばかり取っています。ですから、日本人もまた中国に反感を抱いてしまうわけですが、お互いにそんなことをしていたら、これまた金融ユダヤ人の思うつぼです。
 
しかし、中国の一派庶民の多くは、日本に敵意を抱くどころか、むしろ憧れすら抱いています。日本と平和的に手を組みたいとすら思っています。日本を訪れる中国人観光客が絶えないのも、そういった事情があるからです。
 
しかも、中国人というのは日本のマスコミが言うほどバカではありません。中国人と付き合いのある人ならそんなことはすぐに分かるはずです。もちろん、全ての中国人が優秀だというわけではありませんが、中国人の中には優秀な人が沢山います。その辺の日本人にかなわないぐらい頭のいい人が沢山います。ですから、中国の一部企業はどんどんパワーアップを続けています。アメリカもそれを分かっているからこそ、日本のマスコミに中国叩きをさせ、日本と中国とが手を組まないように仕向けているわけです。
 
中国は今でも水面下でじわじわと成長を遂げています。例えば、中国にあるXiaomiという企業は、グーグルから幹部を引き抜き、3年でアップルやサムスンを抜くほどの人気を博するようになりました。今でもその躍進は続いており、つい最近も6万円程度のスマホに接続可能な49インチテレビを発表して話題となっています。これにはさすがのアメリカも肝を潰しているはずです。何しろ、今のアメリカが世界に誇れる産業といったら、アップルとかグーグルといったIT産業ぐらいしかないからです。(強いて言えば、軍事産業も優れていますが、戦争が起きない限りお金にはならない。だから、アメリカは世界のどこかで戦争を起こしたくてたまらない。でも、起こせないから焦っています。)
 
しかも、アメリカのIT産業界が政府とグルになって国民の個人情報を盗み取っていたことがリークされたため、今やアメリカのIT産業の信用はすっかり地に落ちた状態です。ですからアメリカは、ここで中国に一歩でもリードされたら先がなくなってしまうのです。
 
こんなわけですから、現状では中国にしろアメリカにしろ、先に日本と手を組んだ方が勝ちです。逆に言うと、この世界の今後の運命を握っているのは、我々日本人だということです。しかし、中国は間違いなくTPPのような不平等条約を押しつけることはないでしょうから、本当に日本のことを思うなら、どちらと手を組めばいいのかがすぐに分かるはずです。
 
まあ、こんなことを言っていたら、ネトウヨの皆さんから左翼だとか国賊だとか言って叩かれそうですけど……。念のため言っておきますが、私は別にそんな人間じゃありませんので。ただ、日本のためを思って提言しているだけです。
 
 
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