24 5月 吉田調書流出に安倍首相が激怒。秘密保護法施行後なら逮捕も。
先日、福島第一原発の吉田元所長が政府の事故調査委員会に語った「調査報告書」(吉田調書)が暴露されましたが、首相官邸がこの件にかなり激怒しているようです。
日刊ゲンダイの報道した記事によると、菅官房長官は「(調書は絶対に)公開しない」と怒り心頭に発しており、安倍首相の関係者たちが全力で情報の流出元を探しているとのことです。特定秘密保護法施行後なら逮捕しているところだとも話しているらしく、自民党は本気でこの件をもみ消そうとしています。
今回のこの吉田調書の暴露によって、福島第一原発から9割もの作業員達が逃げていたことが判明しました。しかも、吉田所長の命令を無視して逃げ出したというのです。あの状況下ではやむを得ないことかも知れませんが、原発事故の起きた際にはできる限りのことはやったと国はこれまでずっと国民の前で主張してきたわけですし、それが全て嘘だったということが判明したわけですから、国の立場はこれでますます悪くなってしまいました。
今後は脱原発を唱える国民がかなり大勢出てくることでしょう。原発推進に加速がつきつつあった政府にとって、今回のこの情報流出はかなり手痛い仕打ちだったに違いありません。
それにしても、このような情報を国民に開示しなかった内閣は一体何様のつもりでしょうか。安倍首相が特定秘密保護法の成立を急いだのは、やはり国民のためなんかではなく、自分たちの都合のいいように政治を動かすためだったのです。彼はまさしく言論弾圧のためにこの法律を作ったのです。その事実がこの日刊ゲンダイの記事によって明らかになったわけです。
安倍首相は紛うかたなき独裁者です。今後、特定秘密保護法が施行されることになれば、間違いなく安倍首相は都合の悪い情報を隠しながら、自分たちに都合のいい政治運営をしていくことでしょう。いえ、もっと正確に言えば、金融ユダヤ人たちの都合のいい政治を行っていくのです。
ただし、金融ユダヤ人の牛耳るアメリカはもう手詰まりの状態にあり、明日にでも国家まるごと崩壊しそうな危機に立たされています。彼らの計画はことごとく頓挫し、中国・ロシアという大国からもあからさまに反米路線を示されてしまいました。アメリカはもはや完全な四面楚歌の状態にあります。
私の目にはそれがまさしく神からの裁きのように見えるのですが、今回のこの吉田調書の暴露も、まさに神の采配だったとしか言いようがありません。
今後もどんどん安倍首相の独裁ぶり、偽善ぶりが露呈されていくことを願います。
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