14 5月 アベノミクスの嘘が明らかに。2013年の経常収支は過去最低。
アベノミクスによって景気回復していると、マスコミは連日のように連呼していましたが、結局のところ、全てが嘘だったということが分かった模様です。
【以下、日経新聞より転載】
13年度経常黒字7899億円で過去最低 所得収支増も貿易赤字拡大
財務省が12日発表した2013年度の国際収支状況(速報)によると、海外とのモノやサービスなどの総合的な取引状況を示す経常収支は7899億円の黒字だった。黒字額は3年連続で減少し、現行基準で比較可能な1985年以降で過去最低となった。12年度比での減少率は81.3%とこれまでで最も大きい落ち込みとなった。海外から受け取る利子や配当など第1次所得収支は増えたものの、原粗油や液化天然ガス(LNG)など燃料輸入が膨らみ貿易赤字が拡大した。
貿易収支は輸送の保険料や運賃を含まない国際収支ベースで10兆8642億円の赤字。赤字額は貿易収支について、現行基準で比較可能な96年度以降で最大となった。輸入額は原粗油やLNG、半導体等電子部品などが増え、12年度比19.6%増の80兆6681億円と4年連続で増加し、過去最大。輸出額は12.2%増の69兆8039億円で、3年ぶりの増加に転じた。
旅行や輸送動向を示すサービス収支は3兆5779億円の赤字。これにより、貿易・サービス収支の赤字額は14兆4422億円で、85年度以降で最大となった。
一方、第1次所得収支は16兆6596億円の黒字だった。黒字額は12年度比で14.0%増加し、85年度以降で最高となった。円安が進み、企業が海外投資から受け取る利子や配当が増えた。今後は円安一服で燃料輸入のペースが鈍化するなどして貿易赤字が縮小する一方、所得収支の黒字が拡大基調を強めれば経常黒字は再び増加に向かう可能性もある。
同時に発表した3月の経常黒字は1164億円だった。黒字は2カ月連続。輸入額は前年同月比23.2%増の7兆6443億円、輸出額は6.2%増の6兆5108億円。第1次所得収支は1兆7549億円の黒字だった。
【転載ここまで】
これまで日本政府はマスコミとグルになって、アベノミクスが景気をよくすると嘘を吐きつづけてきました。
安倍総理が政権を取って間もない頃は、誰もが政府やマスコミの言葉に騙されて、日本の景気回復を胸をどきどきさせながら期待し、アベノミクスを批判する人はかえって白い目で見られてしまうような風潮がありました。上のニュースウィークの表紙にも、アベノミクスを批判する人は自分がクールだとでも思い込んでいるのか、みたいな人を食ったようなことが書かれてあります。
言うまでもなく、ニューヨークタイムズはアメリカ金融ユダヤ人たちの御用達メディアです。アベノミクスが日本の経済を疲弊させ、アメリカに利益をもたらすと分かっていたので、敢えてアベノミクスに太鼓判を押していたのです。第一、よく考えてもみてください。アメリカがどうして日本の経済をよくしたいと本気で思うでしょうか。アメリカはあくまでアメリカの国益のことしか考えていません。特に金融ユダヤ人は……。
しかし、最初からアベノミクスがインチキだと分かっていた人は分かっていたのです。ちょっと視点を変えれば、誰にでも簡単に分かることだったのですが、テレビの評論家(三橋貴明など)があれこれと小難しい議論をして国民を煙に巻いていたため、なかなか一般庶民には事の真相が掴めませんでした。
以下は、リチャード・コシミズ氏の昨年5月のブログ記事です。アベノミクスの本質をこの頃から既にきちんと捉えていたということがよく分かります。どうぞとくとご覧下さい。
【以下、richardkoshimizu’s blogより転載】
アベノミクスの本質とは
1、日本政府の財政不安定が原因で 世界市場が日本円売りに向かっているのを、 まるで自分たちが誘導しているかのように主張してごまかす。事実、安倍政権が誕生する前から既に円安は始まっている。
2、国債の実質日銀引き受けを「金融緩和」と言ってごまかして行う。円を刷れば当然円価値の暴落を招き、その口実が円安誘導。 自国の通貨価値が下がって喜ぶ馬鹿な大衆。
3、株価が上昇したとしても、ドルベースでは30%以上、日本の資産は目減りしている。 だったら円をドルに替えておけば30%儲かっているではないか。 価値が下がっていく日本円での株価が上昇して喜ぶ馬鹿?
4、株上昇の理由
投資家が株価で儲けた利益を金利の低い国内で保持するわけがない。また通貨価値が下がって行く円で保持
するわけもない。当然ドルに替える。または米国債に投資する。 結局は日本国内で運用はしない。 したがって日本経済には何のよい影響もない。逆に、日本の金融資産がどんどんドルや米国債に変わる。
つまり、アベノミクスというのは、 悪くなる日本経済を選挙に受かるまでごまかすための口実で、 同時に日本の金融資産をアメリカに捧げるという、まさに一石二鳥の「超売国政策」です。
それをごまかすために裏社会に派遣されたのが、 三橋(貴明)であり、他にも沢山います。
【転載ここまで】
〈参考リンク〉
○安倍政権による悪政の数々。これでもあなたはまだアベノミクスを信じますか。
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