RAPT | 今回の憲法改正で「天皇」と「内閣総理大臣」の地位と権力が飛び抜けて向上します。
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今回の憲法改正で「天皇」と「内閣総理大臣」の地位と権力が飛び抜けて向上します。

今回の憲法改正で「天皇」と「内閣総理大臣」の地位と権力が飛び抜けて向上します。

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ここ最近、マスコミは「安保法案」についてはよく報道しますが、なぜか「憲法改正」についてはほとんど報道しなくなりましたね。
 
これでは、まるで安倍晋三が国民の反対に押されて、「憲法改正」を諦めたんじゃないかという気がしてしまいますが、実際にはそんなことはありません。自民党は今でも強引に、そして勝手に「憲法改正」を推し進めています。
 
私はテレビも新聞も全く見ないので、もしかしたら一部では「憲法改正」についてきちんと報道されているのかも知れませんが、ネットのニュースを見ている限りでは、「憲法改正」についての記事はほとんど見かけなくなりました。
 
もしかして自民党のメンツは、憲法をどのように改正するのかを我々国民に知らせないまま、こっそりと憲法改正しようと目論んでいるのではないでしょうか。今の日本の様子を見ていると、そんな風に勘繰らざるを得ません。
 
そこで、今日は自民党がどのように「憲法」を改正しようとしているのか、その内容をざっと皆さんにご紹介したいと思います。マスコミがやってくれないので、私みたいな人間が代わりにやるしかありません。
 
一応、現行の憲法と「改正案」の違いは、以下のサイトを御覧いただけば、詳しく知ることができます。
 
現行憲法および自民党改憲案比較表
 
【自民党憲法改正草案】見やすい対照表で現憲法との違いが分かる!
 
しかし、こんなものを全ていちいち自分で検証していられないという方のために、今日はざっと簡単に「現行憲法」と「憲法改正案」の違いをまとめてみます。
 
自民党のホームページを見てみると、その違いがおおまかに書かれてありました。こんな感じです。
 
----------------(以下、こちらより転載)
 
(前文)
国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の三つの原則を継承しつつ、日本国の歴史や文化、国や郷土を自ら守る気概などを表明。
 
(第1章 天皇)
・天皇は元首であり、日本国及び日本国民統合の象徴。
・国旗は日章旗、国歌は君が代とし、元号の規定も新設。
 
(第2章 安全保障)
・平和主義は継承するとともに、自衛権を明記し、国防軍の保持を規定。
・領土の保全等の規定を新設。
 
(第3章 国民の権利及び義務)
・選挙権(地方選挙を含む)について国籍要件を規定。
・家族の尊重、家族は互いに助け合うことを規定。
・環境保全の責務、在外国民の保護、犯罪被害者等への配慮を新たに規定。
 
(第4章 国会)
・選挙区は人口を基本とし、行政区画等を総合的に勘案して定める。
 
(第5章 内閣)
・内閣総理大臣が欠けた場合の権限代行を規定。
・内閣総理大臣の権限として、衆議院の解散決定権、行政各部の指揮監督権、国防軍の指揮権を規定。
 
(第6章 司法)
・裁判官の報酬を減額できる条項を規定。
 
(第7章 財政)
・財政の健全性の確保を規定。
 
(第8章 地方自治)
・国及び地方自治体の協力関係を規定。
 
(第9章 緊急事態)
・外部からの武力攻撃、地震等による大規模な自然災害などの法律で定める緊急事態において、内閣総理大臣が緊急事態を宣言し、これに伴う措置を行えることを規定。
 
(第10章 改正)
・憲法改正の発議要件を衆参それぞれの過半数に緩和。
 
(第11章 最高法規)
・憲法は国の最高法規であることを規定。
 
----------------(転載ここまで)
 
本当はこれら全ての内容を検証したいのですが、実際にそんなことをしていると、かなり膨大な作業になりますので、今回は敢えてテーマを絞ります。
 
何に絞るかというと、タイトルにも書きましたように「天皇」と「内閣総理大臣」です。というのも、今回の「憲法改正」によって大きく変わるのは、この二人の地位と権限だからです。
 
はっきりと言いますが、今回の「憲法改正案」が採択されれば、「天皇」と「内閣総理大臣」は絶大な権力を持つようになります。
 
下手をすれば、「天皇」は第二次大戦前と同じぐらいの権力を持つようになり、「内閣総理大臣」はアメリカの「大統領」と同じぐらいの権力を持つようになります。というか、本当に「首相」ではなく「大統領」と呼んでもいいぐらいです。
 
具体的に見てみましょう。
 
先ず「天皇」については、現行憲法では「国の象徴」であると規定されていますが、改正案では「元首」へと変わります。
 
----------------
 
■憲法改正草案 第1条 (天皇)
 
(現行憲法)
天皇は、日本国の象徴であり
日本国民統合の象徴であつて、
この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。
 
(自民党改正案)
天皇は、日本国の元首であり、
日本国及び日本国民統合の象徴であって、
その地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。
 
----------------
 
第二次大戦で日本が負けるまで、日本の憲法は「大日本帝国憲法」でしたが、この「大日本帝国憲法」でも天皇は「元首」であると規定されていました。
 
で、今回の「憲法改正」によって、天皇がまたしても「元首」になるということは、天皇の地位が戦前と同じ状態に戻るということですね。単なる「人間」から「現人神(あらひとがみ)」になってしまうわけです。
 
もっとも、いずれそのようなことになる、ということはこのブログでは何度も書いてきましたので、このブログの読者の皆さんにとって、これはさして目新しい情報ではないかも知れません。(例えば以下の記事など)
 
日本会議が目論む「国家神道」の復活。安倍政権は天皇のために戦争できる国作りを目指しています。
 
日々ナチス化していく日本の現状。
 
しかし、人によっては「人間」が「現人神」になると言われても、いまいちイメージが摑めない方もいらっしゃるかも知れません。
 
簡単に言うと、「天皇」がこの国で最も大きな権力を持つようになり、政治や経済など色んなことに口を挟めるようになる、ということです。
 
場合によっては、第二次大戦のときのように天皇が戦争を始めることもできるようになります。
 
もっとも、今現在でも「天皇」には既にそれだけの権力と権限があります。このブログではその事実をずっと暴いてきたわけですが、しかし、今回の「憲法改正案」が採択されれば、「天皇」の権力が表向きにも認められるようになり、天皇は表だってその権力を堂々と行使できるようになります。
 
いくら「天皇」が好きなように権力を行使しても、「憲法」でそれが保障されている以上、我々国民は何も文句が言えなくなるわけですから。
 
いいえ、もちろん文句を言うのは自由ですが、日本の政治家のほとんど全員が「天皇」の傀儡なのですから、彼らが「天皇」の命令に逆らうとは考えにくい。
 
マスコミにしたって、政治家にはあれこれと文句を言っていますが、天皇に対しては一言も文句を言いません。今現在でもそうですが、憲法が改正されれば、なおさらそのような雰囲気がこの国の中で作られていくでしょう。
 
「天皇」に文句を言うとはけしからん……という雰囲気がどんどん醸成されていくわけです。
 
なので、例え「天皇」がどんな決定を下したところで、我々はそれに抗うことはできません。「天皇」の決定した通りに、すべての事がスラスラと運ばれていくことでしょう。
 
いくら我々が「天皇」のことを「現人神」として崇めなかったとしても、「天皇」は「現人神」として好きなだけ権力を行使できるというわけです。恐ろしいですね。
 
「天皇」のことを善良で心の清い方、と思っている人は、まさか「天皇」が戦争などするわけがないと思い、この「憲法改正案」を見てもさしたる危機感を覚えないかも知れません。
 
しかし、このブログの読者の皆さんは、「天皇」がこの世の悪の頂点であることをご存知です。(それをご存知でない方は以下のリンクを御覧下さい。)
 
どの角度から見ても「天皇」こそがこの世界の悪の頂点です。
 
なので、この「憲法改正案」がいかに危険なものであるかは、すぐにお分かりいただけることと思います。
 
では、もう一方の「内閣総理大臣」について見てみましょう。
 
今回の「憲法改正」によって「内閣総理大臣」の権限がどのように変わるのか、最も端的に書かれてあるのが、以下の「憲法改正草案 第72条」です。
 
----------------
 
■憲法改正草案 第72条 (内閣総理大臣の職務)
 
(現行憲法)
内閣総理大臣は、内閣を代表して議案を国会に提出し、
一般国務及び外交関係について国会に報告し、
並びに行政各部を指揮監督する。
 
(自民党改憲案)
1
内閣総理大臣は、行政各部を指揮監督し、
その総合調整を行う。

 

内閣総理大臣は、内閣を代表して、議案を国会に提出し、
並びに一般国務及び外交関係について国会に報告する。
 

内閣総理大臣は、最高指揮官として、国防軍を統括する。
 
----------------
 
見ての通り、「内閣総理大臣」の権力が明らかに増大しています。「行政各部」を指揮監督する、というのは現行憲法も同じですが、「改正案」ではさらに「総合調整」をするという内容が付け加えられています。
 
「総合調整」というのが何を意味するのかはよく分かりませんが、まあ、「人事」をいじくり回せるという意味ともとれますよね。
 
で、もし本当に「内閣総理大臣」が「行政」の人事をいじくり回せるようになれば、「内閣総理大臣」の権力は確実に増大します。
 
もっとも、もう既に「内閣府」が行政の人事をいじくり回せるようになっていますので、この部分については大して変化はないかも知れません。
 
しかし、それ以上に問題なのは「内閣総理大臣は、最高指揮官として、国防軍を統括する」という部分です。
 
「国防軍」とはすなわち現在の自衛隊のことです。この自衛隊を「国防軍」という「軍隊」に格上げし、さらに「内閣総理大臣」が「国防軍」の最高指揮官となるというのです。
 
ということは、もし「天皇」が戦争をしようと言い出し、「内閣総理大臣」がオーケーと返事して(オーケーと言わないわけがありません)、「国防軍」に出動命令を出せば、それだけですぐに戦争が始められるということです。
 
いえ、場合によっては、「天皇」の決定すらも必要ありません。「内閣総理大臣」一人の権限で戦争を始めることもできるようになります。
 
なぜなら、今回の「改正案」では、以下のような条項が新たに付け加えられているからです。
 
----------------
 
■憲法改正草案 第98条 (緊急事態の宣言)
 
1
内閣総理大臣は、我が国に対する外部からの武力攻撃、
内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な
自然災害その他の法律で定める緊急事態において、特に
必要があると認めるときは、法律の定めるところにより、
閣議にかけて、緊急事態の宣言を発することができる。
 

緊急事態の宣言は、法律の定めるところにより、
事前又は事後に国会の承認を得なければならない。
 

内閣総理大臣は、前項の場合において不承認の議決が
あったとき、国会が緊急事態の宣言を解除すべき旨を議決
したとき、又は事態の推移により当該宣言を継続する必要
がないと認めるときは、法律の定めるところにより、閣議
にかけて、当該宣言を速やかに解除しなければならない。
また、百日を超えて緊急事態の宣言を
継続しようとするときは、百日を超えるごとに、
事前に国会の承認を得なければならない。
 

第二項及び前項後段の国会の承認については、
第六十条第二項の規定を準用する。
この場合において、同項中「三十日以内」とあるのは、
「五日以内」と読み替えるものとする。
 
----------------
 
つまり、日本国内または海外でテロなどが発生し、多くの日本人が負傷したような場合、首相が好きなだけ「非常事態宣言」を出することができるというわけです。
 
一応、この「非常事態宣言」は国会の承認が必要とのことですが、例え国会が承認しなかったとしても、「内閣総理大臣」は閣議決定によってこの「不承認」を解除することができる、とも書かれてあります。
 
で、「内閣」はみんな首相のお友達ばかりなので、この「不承認」はすぐに解除されることでしょう。
 
その上、「内閣総理大臣」は「国防軍」の最高指揮官なのですから、好きなだけ「国防軍」を出動させることができます。
 
ですから、「内閣総理大臣」一人の権限だけで戦争を始めることも可能だと言えるわけです。これって完全に「独裁」ではないでしょうかね。
 
では、「非常事態宣言」とは具体的に何なのかというと、ウィキペディアにはこう書かれてありました。
 
----------------(以下、ウィキペディアより転載)
 
対象には武力攻撃、内乱、暴動、テロ、大規模な災害などのほか、鳥インフルエンザやAIDSなど疫病もある。
 
措置には警察・軍隊など公務員の動員、公共財の徴発、法律に優位する政令の発布、令状によらない逮捕・家宅捜索などを許す事の他、報道や集会の自由など自由権の制限である。
 
----------------(転載ここまで)
 
このように、一旦「憲法改正案」が採択されて、「内閣総理大臣」が「非常事態宣言」を出せるようになれば、我々国民を礼状もなく逮捕したり、家宅捜索したり、報道や集会を禁じたりすることが自由にできるようになります。
 
もしかしたら、こうしてブログを書くことすら禁止されるかも知れませんね。
 
なので、彼らが「イスラム国」騒ぎのときのようにテロをねつ造し、「非常事態宣言」を出せば、いちいちブログ会社にブログを削除させたり、サーバー会社にアクセス制限をかけさせたりしなくても(実際に「イスラム国」騒ぎのときにそのようなことがありました)、我々国民にブログを書くことをやめさせることができるようになる、というわけです。
 
つまり我々は完全に「表現の自由」を失ってしまうわけですね。
 
「まさか、日本の首相がそんなことをするわけがない」と思う方。甘いですね。悪いですが、この国のトップにいるのは、そういうことが平気でできる連中なのですよ。
 
中には、いくら「非常事態宣言」が出されても、オレはブログを書くぞ、と仰る方もいるかも知れません。ええ、どうぞご自由に。しかしながら、礼状もなく逮捕されたり、家宅捜索される恐れがあることをお忘れなく。
 
私もあまり皆さんの不安を煽りたくはありませんが、残念ながら、今回のこの「憲法改正案」を見る限りでは、そのようなことが起きる可能性があることを否定できません。
 
もちろん、そんなことが起きないようにお祈りしたいと思いますが。神様はそのような悪行をお許しになりませんから、きっとその祈りは聞き届けられるでしょう。
 
ということで、今回は自民党が我々に知らせることなく、勝手に推し進めている「憲法改正」がどんなものなのか、ざっと簡単に検証してみました。
 
はっきり言えば、この「憲法改正」で我々庶民の地位はぐっと押し下げられ、「天皇」と「内閣総理大臣」の地位はぐっと押し上げられるということですね。
 
少し大袈裟に言うなら、「民主主義」が終わり、「王政復活」が始まるというわけです。
 
安倍晋三が理想とする「美しい国」「新しい国」とはこんな国だったんですね……。実にありがたいことです。
 


 

6 Comments
  • hrkt
    Posted at 21:41h, 22 6月

    raptさん、こんにちは。お初です。
    携帯電話より失礼します。
    私は、この問題の渦中?の組織に居るものです。
    私がその組織に入ったのは、この様な事に気付いていなかったからです。今となっては、上の人間、と言っても政治家が中心ですが、信じられずに辞職したい気持ちが大きくなってきました。だけども、立場として辞めるのは難しい所にいます。
    この組織は色々と問題を抱えています。ご存知でしょうが自殺、イジメ等です。私の同期も2人、自殺を実行して1人は死にました。
    しかし、それは悪魔崇拝をしている人間を上に戴いているからでしょう。
    その連鎖は、悪魔崇拝を断ち切らなければならないと止まらないし、1人1人が変わらなければならないと、考えるようになりました。
    私ができること、小さいですが、神に祈り、求め、日々生きていきます。
    聖書は某預言の行方サイトの影響もあり、この前全て読みました。
    やはり、聖書は読んで良かった。こんなにも人に語りかける書物があるなんて!
    最後にこの組織は893っぽい人間がたまに居ます。皆耐えていますが…笑
    知っていると思いますが、893って子供を養子に出して色々な所に血族を送り込んでいるらしいですよ。この職場でもそうです。
    長々と失礼しました。
    これからも、考察楽しみにしています!
    それでは、北の地より皆様へ愛を込めて。

  • 日本はどこに向かっていくのでしょうか
    Posted at 22:45h, 22 6月

    押し付けられた憲法にしがみ付いているより、作り変えたらいいんじゃないんですか?憲法学者のみなさま。いくらでも。。

    日本人のために。わたしは以前新しい法案をつくることは容易いが、もう古くなった法案を棄却することは難しいものだと家でつぶやいておりました。そこで民主党政権下でそれに近い(彼らにとって都合の良い)ことがおこなわれたのです。
    わたしは苦しかったです。。。で。。わたしの通った道はひっくり返り、、今にいたっております。が、、おかしい事だらけの日々です。
    日本人をいじめて楽しいんでしょうか?これに尽きます。

  • つゆ草
    Posted at 23:01h, 22 6月

     学力がハテナのゆとり世代、と言って、世の中は今の25歳以下の人を揶揄しますが、全く国の方針の犠牲に過ぎません。学習指導要領で、一つには小学校1・2年生にも従来あった社会科・理科が消え、この世代から、「生活科」なる新教科でくくられ始めたりなどしただけです。国民の思考力の衰退を期した策と言わずして、何だったのでしょうか。
     衆参両院で、選挙権年齢は18 歳以上に、と6月17日には 改正公選法が可決・成立してしまいました。
     さらに、文科省は(5月27日)国立大学に対し、人文社会科学の(!)学部・大学院の規模縮小や統廃合などを要請する通知素案を示しています。理系強化に重点・社会的要請の高い分野への転換、と、まことしやかな理由を掲げていますが、その陰に、思考停止に国民を処遇せよ、とでも言いたげな匂いを感じます。
     昨年12月の解散総選挙からの、我が国の、この半年の動き、国会、事件、災害 ~。~。
     来年7月が参院選のようですから、今の高校2年生の年齢の人に向かっても、共に目を見開いていましょう、ですね。

  • 藍染蘭丸
    Posted at 06:31h, 23 6月

    まさにRAPT理論が現実になりつつあるのを感じさせる憲法改正案です。
    確かに最近は安保法案関連のニュースばかりで、憲法改正という言葉自体、余り聞かなくなった気がします。
    今日のこの記事を読むと、安保関連のニュースばかりが騒がれているのも、もしかして国民が憲法改正を意識しないようにするための目くらましでないかとすら思えてきました。
    もし現時点で安保法案が可決されなくても、この憲法改正案が可決されたら、安保法案を違憲だとする学者たちの主張も全くの無意味になりますからね。
    現行の憲法だからこそ安保法案が違憲なのであって、この新しい憲法が作られたら、安保法案は違憲ではなくなります。
    この草案を見る限りでは、内閣総理大臣が非常事態宣言を発令すれば何でもありの世界ですからね。
    アメリカで9.11が起きたときも、大統領に非常事態宣言を発令する権限が与えられ、その後、アメリカは何でもありの世界に変わってしまいました。
    礼状なしの逮捕も日常的に起きているようです。本当かどうかは分かりませんが、ネットにはそんな情報が溢れています。
    それをマネしてこの憲法改正案が作られているのかも知れません。
    しかも、内閣総理大臣と天皇は結局はグルですから、内閣総理大臣の権限が強くなれば、それに比例して天皇の権限も強くなります。
    何もかもが天皇に都合の良いように作られています。こんな理不尽な憲法改正は絶対に阻止しなければなりません。
    更新ありがとうございます。

  • 真実を知り行動する人
    Posted at 14:37h, 23 6月

    RAPTさん、更新ありがとうございます。
    国会や首相官邸の周りでは、連日、大規模なデモが行われていますが、マスゴミは全く報道していません。
    確かに、「憲法改悪」と言う話し自体はあまり聞かなくはなりましたが、とりあえず、憲法解釈の「集団的自衛権」を言い訳に自衛隊の海外派兵をしたいのでしょうが、悪魔が「憲法改悪」を簡単に諦めているはずはありません。
    正直、なぜそこまで焦っているのか。
    戦争をしなければならない、教皇派のアメリカの台所事情で無く、天皇派の思惑で安倍政権が動いているとすると、自民党は閣議決定だけで、そこまで強引に事を運ぼうとするのに疑問ではありますが、アメリカによって落とされてしまった天皇の地位の回復を、一刻も早く、戦前の状態に戻す事が、悪魔が神になる天皇派の悲願であるならば、その風潮を作り出す、今のクールジャパンや佳子さんブームのプロパガンダは納得させられます。
    戦前の人の話しですが、今、「天皇の料理番」と言うドラマをやっていますが、二千人分のザリガニを外国の要人を招いた晩餐会に出す為に、北海道の軍隊を出動させ、みんなでザリガニ取りをさせてます。
    いったい戦前とは、誰の為の何の為の軍隊なのでしょうか。
    「憲法改悪」は9.11の事件の後、ドサクサ紛れに通したアメリカの愛国法のような状態に日本もなるのでしょう。
    表現の自由、言論の自由も無くなり、総理大臣が大統領のような大きな権限を持ち、政府の都合で国家非常事態宣言を発令し、徴兵され、ザリガニぐらいならいいですが、子供が戦地で鉄砲玉になる。
    テロとの戦い!!平和の為の戦争はありません!!騙されてはいけません。人殺しは人殺しです。
    由々しき事態ではありますが、ポジティブに考えると覚醒者が増える事を望みます。みなさんに、お祈りいたします。

  • 山吹
    Posted at 17:37h, 23 6月

    いつもブログの更新ありがとうございます。
    今回もあやふやで無知なところを明確にするきっかけを与えて頂きました。

    http://homepage1.canvas.ne.jp/minamihideyo/note-meiji.htm
    大日本帝国憲法(欽定憲法)と日本国憲法の違いを分かり易く解説してあるこちらのブログを見ました。(高校生の受験用です)
    「天皇主権」という言葉は、生まれてからすでに現憲法で生きてきた人間には、平和ボケとやらでピンと来ないかもしれません。
    この明治憲法の復活を望み素晴らしいと礼賛しているブログなども見かけます。

    「真実を知り行動する人」さんがおしゃるように国会や官邸前では、憲法改正反対の大規模デモが連日のように行われている一方で、毎週末には日の丸を掲げて過激な言動のデモが極々小規模ですが行われています。
    こちらもマスコミは大きくは報道せず、国民に気付かれないように気付かれないようにしているのでしょうか。

    本日は沖縄戦の終結70周年を迎える日。
    集団自決や戦没者のことを闇に葬りさり、憲法を改正へ向う。
    輪廻転生や死んで神様になるという思想のなんと恐ろしいこと。

    こんな状況の中、今も生きておられる神にお祈りいたします。

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