RAPT | 賃金を上げずにデフレを解消して物価を上昇させれば、家計はパンクします。この国は国民を苦しめることしか考えていません。
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賃金を上げずにデフレを解消して物価を上昇させれば、家計はパンクします。この国は国民を苦しめることしか考えていません。

賃金を上げずにデフレを解消して物価を上昇させれば、家計はパンクします。この国は国民を苦しめることしか考えていません。

 

何度も繰り返すようですが、現在の日本の経済システムでは、労働者に大したお金が流れず、「株主」と「派遣会社」にのみ大量のお金が流れるようになっています。そのような仕組みが既にできあがっています。国民一人一人の賃金が上がらないのは、このような経済システムに最大の原因があります。
 
しかし、この国の政府は、デフレや不景気のせいで国民の賃金がなかなか上がらないのだと相変わらず嘘をついています。そうしておいて、竹中平蔵の居座るパソナばかりが儲かるように派遣労働法をどんどん改悪し、かつ株主の権利を温存しつづけています。
 
また、グローバルスタンダードという名目の下、会社の経営者の年収は毎年のように膨らんでいます。会社の業績とは関係なく、彼らは何億もの年収を手にしています。彼らはもはや完全に会社を私物化しています。
 
もしその経営者が一から会社を立ち上げて、多くの輝かしい業績・実績を立て、労働者にも多くの賃金を支払ってきたというのであれば、沢山の年収をもらうのもまだ理解できます。しかしここ最近は、自分が立ち上げたわけでもない会社に横からポーンと入っていって、特にこれといった功績を立てるわけでもなく、むしろ業績を悪化させただけなのに、当たり前のように莫大な年収を手にする経営者がいます。誰とはいいませんが、カルロス・ゴーンなんかがその筆頭ですね。
 
このようにこの日本では、いつのまにか気付かないうちに富の一極集中が生じています。まあ、当然といえば当然です。日本の経済政策を中心的に担っている竹中平蔵は、世界で最も貧富の差の激しいアメリカの経済システムを日本に取り入れようとしているからです。
 
今やアメリカは、世界で最も富の一極集中が進み、最悪のブラック国家へと成り果てています。詳しくは以下のリンク記事をご覧ください。
 
アメリカが世界一最悪な国家であるという証拠。
 
金融ユダヤという悪魔崇拝者たちが寄生して寄生して寄生しまくると、一つの国家がこのような最悪の状態になってしまうということです。日本もこのまま彼らに好きなように寄生されつづければ、いずれアメリカと同じような最悪の状態になってしまうことでしょう。
 
とにかく金融ユダヤは、私たち国民を奴隷のように働かせておいて、その富をふんだくることしか考えていません。私たちには何もいいものを与えず、自分たちだけがよいもので満たされるように仕向けているのです。
 
その証拠に、(金融ユダヤの傀儡である)日本政府は、デフレ脱却をめざしてこれまで様々な経済政策を打ち出してきましたが、このデフレ脱却も我々国民のためを思ってのことではなく、我々を苦しめるための政策であったことが明白になってきました。
 
彼らは私たち国民の賃金を上げることもせず、ただデフレだけを解消しようとしています。我々の賃金は低いまま、物価だけを上昇させようとしているのです。
 
そうすると、どうなりますか。分かりきったことです。小学生でも分かることです。国民一人一人の家計がパンクします。何も欲しいものが買えなくなります。誰も彼もが生活に行き詰まり、貧乏になります。
 
しかし、それでも政府はこれからも続けてデフレ脱却と唱い、価格を吊り上げるつもりでしょう。その一方で、彼らは労働者の賃金を引き上げようという話を余り口にしません。例えしたとしても、「時給を14円アップ」などというちまちました話しかしていません。何なんですかね、これは?
 
(以下、読売新聞より転載)
 
最低賃金、14円アップ679円
 
青森地方最低賃金審議会(会長・菅勝彦青森大教授)は26日、県内の最低賃金を14円引き上げ、時給679円とするよう青森労働局長に答申した。引き上げ額は最低賃金が時給表示になった2002年度以降で最大となる。
 
県民からの異議申し立てを9月10日まで受け付けた後、改めて審議し、最短で10月24日から効力が発生する。本県の最低賃金は、厚生労働相の諮問機関・中央最低賃金審議会で7月末に「13円」が上げ幅の目安とされた。青森地方最低賃金審議会は、県内の経済状況などを考慮し、1円上乗せして答申した。
 
(転載ここまで)
 
時給14円アップということは、一日8時間働いてもたった112円しか上がらないということです。これではガソリン1リットルも買えません。「経営者」や「株主」「派遣会社」が何億という金を儲けている一方で、労働者にはたったこれだけの賃金しかアップしないのです。呆れてものも言えません。この国はもう既に完全なブラック国家になり果てています。
 
とにかく、物価の上昇率に比べて、賃金の上昇率があまりにも低すぎます。それどころか、人によっては逆に賃金が下がっている人もいるでしょう。何せ、竹中平蔵はせっせと「雇用の流動化」といって社員の首を切りやすくしていますから。首を切られた社員が、新しい会社に勤めるようになれば、当然、給料の額はガタンと下がります。
 
日本政府は、本当に物凄いことをやってくれています。もっとも、これだけ酷いことをしなければいけないということは、逆にそれだけ金融ユダヤの皆さんがピンチに陥っているという証拠でしょう。彼らは余りに追い詰められているので、このような悪あがきをするしかないのです。実際、彼らも一昔前まではもう少し賢いやり方で国民を苦しめていましたからね。
 
ですから、皆さん。もう少しの辛抱です。あと少しで奴らはみんな滅びます。それまで皆さんはありとあらゆる苦しみを味わわなければならないかも知れませんが、本当にそれはしばしの間だけです。もうしばらく堪え忍んで、彼らの滅亡を静かに待ちましょう。
 
そして、そのときが来れば、「株主」や「派遣会社」や「経営者」ではなく「労働者」にきちんと富が行き渡るようにしましょう。皆さんでそのような経済システムを構築するのです。そのときには誰もそれを邪魔する人間はいないはずですから。
 
(以下、Yahooニュースより転載)
 
9月も生活直撃、“値上げの連鎖”
 
値上げラッシュは秋も続きます。9月からは缶詰やコーヒー、乳製品などが値上げされます。消費税増税後も相次ぐ値上げが生活を直撃していますが、なぜ、「値上げの連鎖」は起きているのでしょうか。
 
壁一面に並ぶ缶詰。定番の「いわし」や「スパム」。「だし巻きたまご」といったユニークなものまで、およそ250種類。実は、この飲食店、料理はすべて缶詰からつくる缶詰バーなんです。
 
「他で売ってない缶詰があって面白い」(男性)
「全体的にリーズナブル」(男性)
 
客は好きな缶詰を選び、温めたり、焼いたりと、ひと手間加えます。1缶200円からと、安さと手軽さが売りですが・・・
 
「スパムシリーズ、サバ缶、コンビーフの仕入れ価格が上がっている」(Mr.kanso神田店 横山寿人 店長)
 
原料の肉や魚の高騰で缶詰の仕入れ価格がじわりと上昇しているというのです。店では、やりくりして価格を据え置いてきましたが、限界が・・・
 
「こんなにいろんな商品が値上がりするのは経験したことがない。正直ちょっとしんどい」(Mr.kanso神田店 横山寿人 店長)
「ちょっと飲む量を控えようかな 」(男性)
 
9月も続く値上げラッシュ。値上がりが続いていたチーズやソーセージのほかにもコーヒーも値上がり。缶詰は最大手のマルハニチロが65品目を最大で3割値上げします。食品のほかにも板ガラスや鏡なども・・・。共通する大きな要因は原材料の値上がり。そこに追い討ちをかける要素が・・・。それは物流の要でもある輸送費の値上がり。これまでは原油高騰による軽油の値上がりが大きな要因でしたが・・・
 
「一番大きいのがドライバー不足。(ドライバーの)賃金が上がっているので運賃が上がっていく。物流コストはますます上がっていくので商品の価格にも跳ね返っていく、(値上がりは)長く続く」(日通総研 経済研究部 佐藤信洋 担当部長)
 
都内のジェラート店。
 
「ミルクの味がとてもおいしい」(女性)
 
この店では商品を宅配したりする際の輸送費に頭を悩ませていました。
 
「輸送費が原材料費にのしかかっている現状です。『さあどうしよう?』というところで、うちとしては困ってしまって」(ルチアーノ 三室桂一マネージャー)
 
業者に依頼している輸送費は変えようがないので、編み出した苦肉の策が・・・。商品を配送する際、発泡スチロールの箱から段ボールにドライアイスを入れたものに切り替えたのです。すると発砲スチロールの箱では6個しか入らなかったのが12個入るようになり、一度で多くの商品が運べるようになったのです。そんなぎりぎりの努力をしても原料の生乳の値上がりが激しく、店頭の商品は値上げせざるを得なくなりました。
 
「ちょっとずつ真綿で首を絞められているような状況。これ以上(の値上げ)はストップしてくれ、勘弁してくださいという感じ」(ルチアーノ 三室桂一マネージャー)
「しかたないといえば、しかたない」(女性)
「あまり頻繁には来られなくなるかな」(女性)
 
29日に発表された7月の経済指標。政府・日銀のシナリオ通り物価の上昇が続く一方で、消費税増税後、消費者が財布のヒモを緩めていない現状が続いていて、景気の足踏み感が表れた格好です。続く値上げの連鎖の中、8月以降の消費は持ち直すのでしょうか。(29日15:13)
 
(転載ここまで)
 

3 Comments
  • あんこぱん
    Posted at 18:02h, 31 8月

    あくまでも私の推理ですが、オレオレ詐欺の数が多いのもおかしいと思っています。
    忘れたころに報道されますが、その数や金額がべらぼうです。
    孫のための預金が国から用意されるそうですね。
    それで、とられるよりも安心だから、預けようと操作しているのかなと、おもったりしています。
    その預金はしかも、容易に降ろすことはできないと、なっています。、オレオレに関わらず
    よく考えて預けたほうがいいと思います。年寄りをもつ、息子娘世代が説得して、預けることに
    なると思うからです。その預金先のことは、まだ何も調べていませんが。
    推理小説みたい。

  • あんこぱん
    Posted at 18:09h, 31 8月

    残業代がなくなるのは、小さな企業だけではないでしょうか?
    大企業は、役を作ってその分を足せばいいだけですよね。
    なにかうさん臭いだけの構造改革、竹中の鼻の先には札束が。

  • miori
    Posted at 01:24h, 01 9月

    インフレになれば物価が高くなって景気が上がる・・・これは逆なんですね。正しい(健全な)インフレの順序は、労働者の賃金が上がる→各販売者が「賃金も上がっていることだしこれくらいなら値上げしてもいいだろう」と思い物価が上がる→結果としてインフレと呼ばれる経済状態になる、が正しいです。ここがすごく肝心なんですけど、物価を上げるのは各企業や販売者などが各自の判断で行うことで「決して国家主導で物価高になるわけではない」ということです。

    また、インフレ成長経済は今の途上国もそうですし、かつての日本もそうでしたが、あくまで「開発途上国型の経済発展モデル」です!!

    今の日本ではまだ高度成長のころの経済発展モデルを懐かしんで、それが再び再現されることを望んでいる年代の人達が経済界の実権を握っています。(もちろん、一部のユダヤ金融資本の手先のような確信犯でやっている企業もありますが、各企業で比較的高い地位にいる人達が全員、そういった悪意で今の状況を作り出しているわけではないし、むしろ管理職社員などは自分自身がリストラ対象になることに怯えているでしょう)

    彼らはそれなりの理想を持ち、今の日本の発展を築くために、かつては「企業戦士」と言われるほどに働いてきました。その過程でなにか大切なものを見落としていたとしても当時はそういった経済発展を信じて実際に日本の戦後の奇跡の復興を成し遂げた世代です。

    そしていまは新しい価値観、お金に囚われない生き方をすることが大事、とよく言われます。私だって基本はまったくそう思いますが、実際には今日明日にでも日本人であれ人類であれ、経済から自由になることは出来ません。そうならば、人生の価値はお金以外のことに置くとしても、やはり経済やお金のことと真剣に向き合うべきでもあり、だからといって全てを「自己責任」で終わらせないためにも、国家や世界支配層の戦略をよく読み取り、出来るかぎりの対応をしていくべきと思います。インフレとはなにかについて知ることもその一つですね。

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