19 6月 国会には何百もの議員がいるのに、議員でもない竹中平蔵が決めた政策ばかりが実行されるこの国の不思議。
安倍晋三が自民党だからといって、自民党の全ての議員が悪いわけではない。悪いのはもっぱら「清和会」の議員たち。この「清和会」の議員たちがアメリカに媚びを売りまくって、日本のありとあらゆる財物をアメリカ金融ユダヤ人たちに差し出してきたのです。
「清和会」に属さない自民党議員の中には、割とまともな議員さんもいらっしゃるようです。この動画に登場する西田議員もまた然り。平然と「竹中平蔵のような民間議員」を何とかしなくちゃいけないと語っておられます。もっとも、竹中平蔵は選挙で選ばれたわけではないので、「議員」とは呼べないと思うんですけどね……。
この動画を見る限りでは、やはり竹中平蔵はまともな議員にはかなり嫌われているようです。まあ、当然でしょう。あんな屁理屈ばかりこねる人が皆から好かれるわけがありません。しかし、議員でもない竹中平蔵が決めたことは次々と実行され、西田議員のような本当の議員が言うことは全く国政に活かされない。これを不条理と言わずして何と言うのでしょうか。
しかも、竹中平蔵が「議員」ではないこと自体、私にはとても大きな問題だと思うのです。
本当の「議員」ならば、国民からの支持がなくなったとたん、選挙に落ちるなり、与党から野党に転落するなりして、国政に与える影響力が弱くなります。ところが、竹中平蔵のように議員でない人間は、いくら国民から支持されなくても、選挙に落ちることもなく、政府によって民間から選ばれたという名目で、国の重要な政策をそのまま続けて作っていくことができます。
仮に安倍政権が倒れ、自民党が再び野党になったとしても、次なる政権が「産業競争力会議」みたいなインチキ会議を作って、そこに竹中を起用すれば、またしても竹中平蔵はやりたいようにできるわけです。
竹中平蔵が本当に国民の味方であるなら何の問題もないのですが、彼はむしろ国民の敵。国賊です。国のお金をジャブジャブと(パソナという名の)自分の懐に流し込み、それと同時並行して金融ユダヤ人にも巨利を稼がせる。そのような詐欺と搾取を平気でやる大悪党なのです。
この男が政府の中枢にいる限り、例え安倍首相が失脚したとしても、金融ユダヤ人にとっては痛くも痒くもない。どんなに政権が変わったとしても、竹中平蔵をそのまま登用すればいいだけの話ですから。選挙に選ばれることもなく、また無理して不正選挙を行うこともなく、金融ユダヤ人の影響力をそのまま維持しつづけることができるわけです。
もっとも、パソナ利権が国民の目に明らかになった今、これ以上、竹中平蔵を使いつづけるのは少し無理があると思いますけどね。民間の有識者によって民間目線で経済政策をしてもらう、というのが竹中平蔵の起用された理由だったわけですが、そんな耳障りの良い言葉もすべて嘘だったことが既にばれてしまいましたから。
それと、もう一つ。ここで西田議員は、現在の企業の利益は過去最高だという話をしておられます。今や日本の企業はバブルの頃よりも大きい収益を得ているのに、ここで法人税を減税するとはどういうことかと。
全く仰る通りです。
今や日本の大企業の大株主はほとんどが金融ユダヤ人。なので、大企業の内部留保をどんどん溜めて、株主である金融ユダヤ人に多額の配当金を差し出させる、というのが法人税減税の主たる目的なのです。
それと、もう一つ。西田議員はデフレの原因が「需要の減少」のせいだと仰っていますが、その点はちょっと違うと思います。本当は国民の多くがもっと色々なものを買いたいと思っています。欲しい物はいくらでもあります。したがって、需要はいくらでも眠っているのです。
しかし、国民の多くがお金を持っていないから欲しい物があっても買えないし、買うにしてもできる限り安いものを買うしかない……その結果、企業は物の価格をどんどん下げていくしかない……というのが、デフレの主たる原因ではないかと思うのです。
まあ、国会議員のようにお金のいっぱいある人にはこの辺の庶民感覚はなかなか理解できないのでしょうね。
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