30 4月 安倍政権による悪政の極み。残業代ゼロの時代がやってくる。
安倍政権が残業代ゼロ法案を成立させようと必死になっています。 まさに狂気の沙汰です。
○残業代ゼロ案 際限なく働かせるのか
こんな法案を成立させて誰が得をするかといえば、当然、起業の経営者です。ですから、経団連がこの法案を推し進めようとしているのではないかと噂されていますが、経団連の背後に誰がいるかを考えてください。そう、株主です。社員に残業代を払わなければ企業の収益が上がります。内部留保が溜まります。その結果、株主への配当金も跳ね上がります。そして、日本企業の株をもっとも沢山手にしているのがユダヤ金融資本家たちです。しかし、この構造をメディアはこれまた一切報道しません。
そもそも、自民党にはワタミの会長である渡邉美樹氏がいます。言うまでもないことですが、ワタミには長時間労働を強いられた女性が過労死したという過去があり、しかも渡邉美樹社長は彼女の死に対して自分は何の責任もないと平然とした顔をして言ってのけました。
そんな渡邉美樹氏が所属する自民党なのですから、このような法案を平気な顔をして提出するのも当然の成り行きなのかも知れません。しかし、この世の企業は今でも水面下ではどんどんブラック化が進んでいます。そして、その実態がどんどん表面化してきています。
○衝撃与えたアニメーターの自殺
政府はクールジャパンという耳障りの良い名前を付けて日本のアニメや漫画などを海外に売り出そうとしていますが、その裏ではこのような過酷な労働が強いられているということです。もともとアニメーターの給料はよくないという話はよく聞かされていましたが、まさかここまでとは誰も思ってはいなかったのではないでしょうか。
しかし、過労死をしたり自殺したりしなくても、この世の中には過酷な労働によって鬱になったり、体を傷めている人たちが何人もいます。彼らはもはや労働ロボットのようなものです。もはや人間扱いなどされてはいません。もちろん、彼らも彼らでそんな仕事など今すぐ辞めればいいようなものなのですが、思い切って辞めるだけの勇気がなく、またその背中を押してくれるような人も周りにいないのでしょう。
日本人の皆さん。政府からしてこのような様なのです。どこかの企業に就職して一生を安泰に過ごそうなんて、もうこれからは夢のまた夢なのです。だったら、最初から就職することなど考えず、自分の個性や長所を磨き、色々なアイデアを絞り出して、この社会の役に立つようなビジネスをどんどん立ち上げていこうではありませんか。それはそんなに難しいことではありません。会社の奴隷になって苦労しながら生きるより、少々稼げなくても、自分のやりたいことをやりながら苦労して生きていく方がましです。その方がよほど人間らしい生き方ではありませんか。
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