RAPT | ナチスとチベットと緑龍会との関係について。そこには地底都市シャンバラの存在がありました。
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ナチスとチベットと緑龍会との関係について。そこには地底都市シャンバラの存在がありました。

ナチスとチベットと緑龍会との関係について。そこには地底都市シャンバラの存在がありました。

26-1-001
 
一昨日と昨日の二回に渡って、ナチスドイツがいかにして「天皇派」の推進する日本中心のNWO計画に荷担し、いかにして「教皇派」との戦いに敗れていったかについてお話をしました。
 
ヒトラーとオカルトの関係について。またはヒトラーの背後で見え隠れする「天皇派」の影。
 
ナチスドイツが戦争に負けた真のカラクリ。またはヒトラーを操った「緑龍会」について。
 
ヒトラーは「天皇派」と手を組み、日本中心のNWO計画を実現するために戦争を起こしたわけですが、「教皇派」による情報攪乱によって自分を見失い、最終的には「天皇派」の計画を潰すことになってしまいました。
 
恐らくヒトラーのように裏社会のコマとして使われるような人物は、それだけ敵からの攪乱工作にさらされる機会も多くなるはずですから、最悪の場合、何が正しくて、何が間違いであるのかもはっきりと分からなくなってしまうことも多いのでしょう。
 
ヒトラーの場合、最後まで「天皇派」の言うことを聞くべきだったのですが、自分の部下の中に「教皇派」のスパイが混じっていて、「イギリスを攻撃してはいけない。ソ連を攻撃すべし。でないと、ドイツがやられてしまう」と絶えず耳元でささやかれていた。
 
そんなことをされれば、誰でも普通は不安になります。で、そんな不安が極度に達して、「天皇派」から「ソ連を攻めてはいけない」と言われても耳を貸さなくなってしまった。それどころか、そんな話をしてくる人のことを自分の敵ではないかとすら疑いはじめたのでしょう。
 
恐らく日本の首相も、普段からこういった攪乱工作にさらされているのでしょう。「教皇派」のエージェントたちが「天皇派」の振りをして、「これは天皇のご命令だ」とか何とか嘘をついて、頭を混乱させ、不安がらせて、「天皇派」の計画が実現しないように仕向けていくわけです。
 
私のところにもちょくちょく攪乱工作をしにくる人がいますが、現首相・安倍晋三のところには普段からもっと沢山のエージェントが群がってくるのでしょうね。
 
ヒトラーの生き様を調べていくうちに、なんとなくそんな裏社会の実態のようなものが透けて見えてきたような気がします。
 
ということで、今日の本題に入ります。昨日の予告通り、今日は怪しげなチベットの謎に迫ってみたいと思います。
 
昨日も書きました通り、ナチスドイツは日本の秘密結社である「緑龍会」と深いかかわりを持っていて、このナチスも「緑龍会」もチベットとかなり深いかかわりを持っていました。(詳しくはこちらをご覧ください。)
 
そしてその事実は、こんな奇妙な出来事から発覚したようです。
 
----------------(以下、ナチスとチベットの妖しい関係より転載)
 
●1945年4月末。ナチス・ドイツの首都ベルリンは、瓦礫と死体の散乱する廃墟と化していた。
 
血なまぐさいヒトラーの野望は、連合軍の総攻撃の前に打ち砕かれた。6年間にわたる忌まわしい狂気が、もうすぐ終わろうとしていた。激しい爆撃で破壊された街の中を、連合軍の戦車が、砂煙を舞上げながら走っていた。
 
ドイツ兵らしき人影が、ちらっとでも見えたら容赦なく発砲した。上空にはソ連軍の戦闘機が飛び回り、たえず地上の動向を監視していた。
 
●その日、連合軍の兵士たちは、東ベルリン地区の壊れたビルの中をパトロールしていた。隠れているドイツ兵を摘発するためであった。
 
彼らは崩れかけた部屋を一つ一つ見て回った。1階のある部屋に踏み込んだ彼らは、そこでSS(ナチス親衛隊)のマークを付けた7人のドイツ兵らしい死体を発見した。
 
ありふれた光景だった。変わっている点といえば、6人の死体が円を描くように横たわっており、中央に1人の死体があることだった。彼らはそのまま通り過ぎようとした。
 
●しかし、そのとき兵士の1人が、死体の様子がおかしいことに気付いて、仲間を呼び止めた。
 
彼らは改めて7人の男の死体を眺めた。円の中央にあおむけに倒れている男の両手は祈るようにしっかり組まれていた。その手には不気味な「緑色の手袋」がはめられていた。
 
しかし何より彼らを驚かせたことには、男の顔がまぎれもなく東洋人、それもチベット人のものだったことである。中央の男ばかりではなかった。ドイツの軍服を着てはいるが、周りの男たちもみなチベット人であった。

 
「これは、いったい……」
 
連合軍の兵士たちは、説明のつかない目の前の光景に声も出なかった。
 
ただ明らかなのは、チベット人たちは、殺されたのではなく何らかの儀式的な自殺を図ったらしいということだけだった。
 
それらの死体は、いずれもドイツ軍の制服を着てはいるものの、認識票もなければ、身分証明書も所持していなかった。遺体は整然と地面に横たわり、それぞれが儀式用の短剣で自分の腹を貫いていたのである。
 
●この事件を皮切りとして、ベルリンの至る所で、数百体にものぼるチベット人の死体が続々と発見された。
 
また、ヒトラーが自殺したとされる日以降も、ベルリンにおいて最後まで頑強に抵抗する部隊があったが(特にベルリンの通信管理センターでの戦闘は激しかった。全てが倒され、最後の死守がなされていた)、この通信管理センターの廃墟から発見された兵士1000人の遺体はチベット人だった。
 
彼らはヒトラーの近衛兵でもなく側近でもないのに、最後の最後まで命を賭して戦っていたのである。
 
●これはコーネリアス・ライアンの『ヒトラー最後の戦闘』にも記述されている広く知られた事実である。いったいチベット人たちは第二次世界大戦下のベルリンで何をしていたのか? ナチス・ドイツとチベットの間には、どのようなつながりがあったのか? 謎は深まるばかりであった。
 
そして、この謎の鍵を握っているはずの最大の人物アドルフ・ヒトラーは、ナチス帝国崩壊とともに姿を消しており、チベット人の死体の謎を解く手掛かりは何もなかった。
 
しかし戦後、ナチスの「影の部分」についての研究が進むにつれ、意外な事実が明らかになる。
 
----------------(転載ここまで)
 
一体、ナチスとチベットにはどんな関係があったというのでしょう。
 
ナチスと日本の秘密結社である「緑龍会」とをつなげた人物がカール・ハウスホーファーだった、という話は昨日もしましたが、このカール・ハウスホーファーは生前、ある一つの書物をとても熱心に読みふけっていました。
 
しかし、その書物が実はかなりのくせ者なのです。
 
----------------(以下、ナチスとチベットの妖しい関係より転載)
 
●かのカール・ハウスホーファーが夢中になっていた本に『来たるべき民族』があった。
 
彼はこの本をヒトラーに貸し与えたが、案の定、ヒトラーもまた夢中になった。
 
この『来たるべき民族』は、1871年にイギリスの小説家ブルワー・リットンによって書かれたSF小説であるが、この物語はヒトラー世界観に決定的な影響を与えたのであった。
 
この本は、チベットの「シャンバラ伝説」とナチスとを結び付けるうえで、非常に重要な役割を果たしたのであった。
 
●では『来たるべき民族』とは、具体的にどのような内容の小説なのだろうか。
 
ひとことでいうなら、地底に栄える高度な文明社会の秘密を描いた物語である。
 
そこで描かれた地底民族「ヴリル・ヤ」は、もともとは地上に住んでいた民族の一部族だったが、大洪水などの天変地異を逃れて、山中の洞窟に避難し、最終的に地底に都市を建設するまでになる。
 
そして、そこで凄まじい未知エネルギー「ヴリル・パワー」を発見したことにより、地上の人類より遥かに進んだ超科学を駆使するようになった。更に人々は「ヴリル・パワー」に基づいたサイキック能力を開花させるようになった。
 
もちろん、この地底民族はいつまでも地底に住み続けるつもりはなく、ある時期が来たら地上に戻って、地表民族を滅ぼして地球全体を支配することを目的にしているという。
 
著者ブルワー・リットンは最後に、この恐るべき地底民族が地上に現れるのが、少しでも遅くなるようにという願いを書き付け、人類への警告として、この物語を結んだのであった。
 
●『来たるべき民族』が発表された当時、この物語の真偽を巡って、イギリスの秘密結社「黄金の夜明け」団の会員たちの間では何度も議論が行なわれた。
 
著者のブルワー・リットンは、この物語はフィクションであると主張していたが、ブルワー・リットン自身、神秘主義に深く通じていて、実際に薔薇十字系の結社の会員であったという事情もあり、「黄金の夜明け」団の会員の多くは、ブルワー・リットンが実際に地底の超人たちと接触をもっているにちがいないと考えた。
 
この「黄金の夜明け」団ドイツ支部の草創期からのメンバーに、カール・ハウスホーファーがいた。彼は軍人時代に参謀本部の一員として、インド、アジア、日本を訪れていたが、この時、アジアの神秘主義を深く研究し、「シャンバラ伝説」についても知識を得ていたのであった。
 
彼は「地政学」のドイツの代表的エキスパートであったが、彼は「地政学」に独自のアイデアを加えて、ナチス政権の政策・理論の基礎として重用されたのである。
 
ハウスホーファーは、地底王国(アガルタ)は「瞑想の場、神の隠れた都市、世界のどんな人間も入れない場所」であり、その首都シャンバラは「その力が個々の人間や集団に命令を下し、人類が時代の転換点へと達するのを助ける町」であると述べている。
 
更にハウスホーファーは、アガルタを中心とした中央アジア地域こそ、ゲルマン民族発祥の地であると信じた。
 
そして、ドイツ人の究極目標は、この地域(ハートランド)を完全に支配することによって、世界をユダヤの支配から解放し、ひいてはゲルマン人による世界制覇を達成することであると主張するに至った。地政学の観点から「ハートランド」を制する者はすなわち世界の覇権を握るのである、と強調した。
 
(註:このカール・ハンスホーファーが日本を中心としたNWO計画を推進したことは昨日もお話した通りです。そしてこの人物は、なぜかアガルタという高度な文明をもつ地底王国が存在していると大まじめに信じていたというわけです。)
 
この点で、ブルワー・リットンの『来たるべき民族』は、彼がアジアで得た信念と一致した。つまり、地底民族「ヴリル・ヤ」とアーリア人は共通の祖先を持つがゆえに、自分たちも全生命力の源泉「ヴリル・パワー」を用いる能力を持っているという確信であった。
 
そしてその確信に基づいて「ヴリル協会」なる団体が組織されていたが、ハウスホーファーはこの団体にも参加し、重要な役割を演じていた。「ヴリル協会」はヴリルの制御技術を開発することを目的としていたが、彼はヴリルを自由に操る者が世界を制覇する、という『来たるべき民族』の思想を、そのまま信じていたのである。
 
●ハウスホーファーとヒトラーの運命的な出会いは、第一次世界大戦後のランズベルク刑務所であったことは、既に紹介したが、ハウスホーファーがヒトラーに『来たるべき民族』を貸し与えたのはこの時であった。
 
独房の中でページをめくるヒトラーは、強い興奮を覚えたという。ハウスホーファーの解説により、この奇書が事実に基づいて書かれたものだと知らされたヒトラーは、自分たちこそこの小説に書かれた「来たるべき民族」にほかならないと信じたのである。
 
更に、1925年、中央アジアを探検したポーランド人の地理学者F・オッセンドフスキーの『獣・人間・神々』が出版されるにいたり、地底の超人たちの存在に関するヒトラーの確信は不動のものとなった。
 
●ヒトラーは学者たちに命じて、著者ブルワー・リットンの生活を詳しく調査させ、ブルワー・リットンが「ヴリル・ヤ」にいたる坑道を発見したと思われる鉱山の正確な場所、そして訪れた日時までを割り出させた。
 
一方でヒトラーは、シャンバラと深いかかわりがあるはずのチベットの僧侶たちを大勢ベルリンに迎え、彼らが受け継ぐはずのヴリルの技法によって、軍事政策を支援させようとした。
 
彼らは、ベルリンの随所に配置され、ナチスの勝利を祈る儀式を行なったという。そして、ヒトラー自身も、政策を進める上で、高位の僧侶に意見を求めることがしばしばだったという。また、ヒトラーは軍事行動を起こす時、特殊なチベットの秘教カードを用いて、一種の易を立てたとも言われている。
 
この方法は、ナチ党の母体となった「トゥーレ協会」で用いられたものだが、ヒトラーはこの易に熟達していたという。
 
(註:この「トゥーレ協会」も、もちろん悪魔崇拝者の組織した秘密結社です。)
 
また、アーリア人=チベット人起源説を実証するために、ナチスの科学アカデミー「アーネンエルベ」の傘下に「スヴェン・ヘディン協会」が設立され、チベットに調査団を送り出している。
 
----------------(転載ここまで)
 
皆さんの中にも「シャンバラ」という地底都市についての伝説を耳にしたことのある方がいらっしゃると思います。
 
私もこれまでに何度かそういった話を聞いたことがあります。
 
しかし、「まさかそんなものが本当に存在しているわけがない」と思って、これまで全く相手にしてきませんでした。というか、普通の人ならそうなりますよね。
 
ところが、ヒトラーはなぜかこの地底都市の存在を大まじめに信じ、この地底都市について大まじめに調査をしていたというのです。
 
さらには、上の記事にもある通り、シャンバラと深い関係があるとの理由から、チベットの僧侶たちをドイツに迎えて、彼らとともにナチスの勝利を祈る儀式を行ったとのこと。もちろん、その儀式とは悪魔崇拝に他ならないでしょう。
 
そのため、ドイツが敗戦した後、ドイツに何人ものチベット人の死体があるのが発見されたわけです。まあ、なんとも気味の悪い話です。
 
で、このような事実があったため、この世の多くの人たちがこの「シャンバラ」なる地底都市の存在を信じているわけですが、なぜか彼らの大半がこの「シャンバラ」について、まるで人類にとっての理想郷であるかのように話しています。
 
少なくとも、ネットには「シャンバラ」のことを否定的に書いているサイトは余り見受けられません。
 
「シャンバラ」の存在そのものを否定しているサイトはいくつか見受けられますが、この「シャンバラ」の存在を信じている人の中で、この「シャンバラ」のことを否定的に話す人はあまりいません。
 
むしろ彼らの大半が、なぜか「シャンバラ」のことを平和の象徴、神の住む理想郷であるかのように主張しています。まるで一つの宗教のようです。
 
しかし、本当にこの「シャンバラ」は彼らの考えているような理想世界なのでしょうか。
 
どうやらその答えは「ノー」のようです。
 
しかし、「ノー」だったからこそ、逆にヒトラーはこのシャンバラ伝説に夢中になっていったのでしょう。
 
----------------(以下、ナチスとチベットの妖しい関係より転載)
 
●1937年、ナチス政権下のドイツで、従来の善的なシャンバラ観を覆す衝撃的な探検記が発表された。
 
そのショッキングな体験記録は各国のラジオ・新聞などで大々的に報じられ、同じ年にドイツの出版社から本となって出版された。
 
著者はドイツの探検家テオドール・イリオンである。チベット領内に外国人がいることは違法とされていた1930年代初頭、この神秘なる地に足を踏み入れた数少ない西洋人の一人であった。
 
●テオドール・イリオンは1932年に「チベット踏査計画」に着手し、1934年にチベットに単身入国した。
 
外国人だとわかれば殺される恐れがあるので、顔と頭髪を茶色の染料で染めてチベット人に変装し、ロシア南東部から潜入したという。目的はチベットに伝わる楽園伝説「シャンバラ」の発見であった。
 
彼はチベット内で地下都市を探して2年も孤独な旅を続け、ついにサンポ渓谷に地下都市があるとの情報を耳にする。しかし村人はみな、そこには近づかないほうがいいと忠告したという。
 
「神秘の谷に行っちゃいけねえ。おらの仲間はあの谷へうっかり入り込み、帰ってきたが、口がきけなくなった。それに3歳もふけちまった。あそこは恐ろしいところだ。行かねえほうがいい。」
 
しかしそう言われると、逆に好奇心が燃えるのが探検家の心というもの。テオドール・イリオンは村人のそんな忠告を無視して、さっさと目的のサンポ渓谷(別名「神秘の谷」)に潜入する。
 
●サンポ渓谷の奥まで来ると、巨岩の壁が横に3つ並び、その壁の間を抜けると中央に大きな通風孔のようなものを発見。その通風孔を中心に、半径約100mの円上に等間隔に並んだ7つの木製棚があった。
 
ほどなくして、地下の出入口から木綿製の粗末なガウンを着たチベット人の集団が地上に出てきて、テオドール・イリオンは「ゾンビのような目」をした無表情な女に導かれて、地下の聖都へ入る階段を降りたという。
 
彼女はこの地下都市には約100名の住人がいると説明したという。そして、翌日、彼は「光の王子」と名乗る最高位の人物と接見することに成功。この男は長身で白いヒゲを長く垂らしていたそうだ。
 
しかし、テオドール・イリオンは次第にこの地下都市が、聖なるシャンバラどころか、人肉食の習性を持ち人間の魂を奪い取る「闇の霊団」の国であると判断し、決死の脱出を図る。そして幾多の困難を乗り越えて、チベット潜入から2年ぶりに奇跡的生還を果たしたということだ(1936年)。
 
彼は地下都市には3日間しか滞在しなかったのだが、この3日間は数十年に匹敵するほどの思いだったという。
 
●このチベットでの恐怖体験が綿々とつづられたテオドール・イリオンの著書は、当時のヨーロッパで波紋を広げ、「シャンバラ魔国」説を作った。
 
シャンバラは一般に想像されていたような「神の楽園」ではなく、堕天使の世界だというのだ。
 
しかしこの「シャンバラ魔国」説は長くは続かなかった。
 
というのも1941年から1991年の50年間、まるで封印されるかのように、著書は大英博物館に所蔵され、各国での翻訳の機会を失うのである。(※ 1991年、アメリカの世界的探検家デビッド・チルドレスにより大英博物館から掘り起こされ、50年ぶりに復刻出版された)。
 
●一説に、ヒトラーをチベットに駆り立てたものは、このテオドール・イリオンの書いた探検記だともいわれている。
 
しかし、既にお分かりのように、ヒトラーのチベットへの関心はハウスホーファーによる影響が大であり、テオドール・イリオンが登場する以前からあった。
 
また、テオドール・イリオンの探検記が発表された時期は、ちょうどナチスが政権を握った時期と重なり、毎年、ヒトラーによってチベット探検隊が組織されていた時期でもある。
 
そのため、テオドール・イリオンの情報は、シャンバラを独占したいヒトラーが世界に対して仕掛けた「ニセ情報(情報操作)」との見方もあるが、真相は謎に包まれている。
 
----------------(転載ここまで)
 
普通の人なら、このテオドール・イリオンの著書を読んだとたん、シャンバラ伝説に興味を失ってしまうことでしょう。それどころか、二度とチベットに近付こうとすらしないのではないでしょうか。
 
ところが、ヒトラーはこのテオドール・イリオンの著書を読んで、ますますチベットにのめり込み、チベットの調査にますます熱中していったとのことです。
 
もちろん、そんな話をされても、普通の人なら誰も素直に信じられないでしょうね。いくらなんでもヒトラーもそこまでバカじゃないだろうと思うはずですから。だからこそ、この上の記事を書いた人も、この話の信憑性を疑っているわけでしょう。
 
しかしながら、我々はヒトラーが悪魔崇拝者であることを知っています。で、この記事を読めば分かる通り、この「シャンバラ」は明らかに悪魔崇拝と深い関わりがありそうです。
 
というより、この「シャンバラ」こそがもしや悪魔崇拝の発祥の地なのではないかとすら疑いたくなるほどです。
 
だからこそ、ヒトラー(とカール・ハウスホーファー)はシャンバラ伝説に夢中になり、シャンバラの調査に夢中になり、チベットの僧侶たちとも交流を持つようになったのではないでしょうか。
 
もちろん、チベットの僧侶とてそれは同じです。彼らが悪魔崇拝者であったからこそ、同じ悪魔崇拝者であるヒトラーと意気投合し、ナチスドイツと手を組むことにしたのでしょう。
 
チベットの僧侶が、我々の考えるようなしごく善良な僧侶であるならば、まさかナチスのような極悪人たちと手を組むはずがないからです。
 
しかも、この「シャンバラ」。その内部構造はおおよそ以下のようになっていると噂されています。
 
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人によって説明の仕方にばらつきがありますが、その辺のことを話していると長くなるので、詳しい説明は次回以降に譲ります。
 
とにかく彼らが言うには、地球の内部は実は空洞になっていて、その空洞に「シャンバラ」なる地底都市があるとのこと。しかも、その都市は四次元空間になっていて、かなり広いとのことです。
 
さらに驚くべきことに、その空洞の中央には巨大な太陽が光り輝いているとのこと。
 
このブログの読者の方なら、「太陽」と聞けば、すぐにピンとくるはずですよね。
 
この話を聞いて、もしや「天皇派」がシンボルとして使っている「太陽」とは、宇宙に浮かぶあの太陽のことではなく、この地球の内部に存在する太陽のことだったのではないか、と私はふと考えざるを得ませんでした。
 
そして、その可能性は大いにあります。
 
しかも、「地底」都市ですからね。「地底」については、これまで何度も記事にしてきました(例えばこちら)。
 
余りにも怪しげな「シャンバラ」伝説。もしやここにこそ「悪魔崇拝」の謎を解く鍵があるのではないでしょうか。
 

 

20 Comments
  • TOMISATO
    Posted at 21:53h, 01 3月

    はじめまして。毎日楽しみに拝読しております。
    ナチスとチベットの関係で2012年に「ナチス親衛隊が持ち帰った隕石でできたチベットの仏像」のニュースを思い出しました。
    RAPTさんはご存知でしょうか?

  • ユンダンテ
    Posted at 21:57h, 01 3月

    長文ですみません。             以前のオリンピックの五輪は人種です。 という記事を読んで思ったことがシャンバラです。素晴らしいホログラム技術をもった緑人が地底[シャンバラ]にいると読んだことがあるんですね。科学的になりますが、それで今いる我々の宇宙はホログラムであるということを世界各国が発表しているんです。日本でも。さらに、宇宙飛行士が神様をみたんだ!!と言う人がいますが、宇宙では錯覚をみちゃうんだよ。なんて宇宙機構は言い訳してますが、そんな訳あるか!!どう考えても神様を人間に見られたくないから地球外部からホログラムで地球をカバーしているとしか思えないんです。そして今日の記事の地球内部空洞説。これをみたときに、感覚的に地球外部内部なのではないか?と思った人がかなりいたみたいで、地球外部内部という可能性大という研究結果がでたんですね。これらのことから、次元問題、宇宙の距離的問題が出てくるんですね。今の常識が覆りますね。これからもっと嘘がバレますよ~。

  • rapt
    Posted at 22:02h, 01 3月

    >TOMISATOさん。
    これですね。
    http://www.afpbb.com/articles/-/2904113
     
    (以下、記事を転載します)
    【9月27日 AFP】1938年にナチス親衛隊(SS)の探検隊がチベットから持ち帰った仏像は、隕石(いんせき)を彫って作られていたという論文が26日、科学誌「Meteoritics and Planetary Science(隕石学と惑星科学)」に発表された。
     
     アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)の「第三帝国(Third Reich)」と宇宙からの「財宝」の結びつきを示した独オーストリアの合同研究チームによる調査結果は、まさに映画『インディ・ジョーンズ(Indiana Jones)』を地で行くような話だ。
     
     鉄分を多く含む岩石で作られていることから「アイアンマン(Iron Man、鉄の男)」と呼ばれるこのチベット仏像は、動物・民俗学者エルンスト・シェーファー(Ernst Schaefer)が率いるSS探検隊がドイツに持ち帰ったもの。
     
     ナチスドイツはアーリア人を最も優秀な民族としており、探検隊はアーリア人の起源はチベットにあるという説を確認するため、親衛隊長官のハインリッヒ・ヒムラー(Heinrich Himmler)の支援を受け、1938~39年にチベットに派遣された。探検隊のメンバーは全員がSS隊員だったとされる。
     
     仏像は高さ24センチ、重さ10.6キロの毘沙門天の座像で、開いた右手を下に向けている。化学分析の結果、鉄とニッケルを多く含むアタキサイトという極めて珍しい隕石を彫ったものであることが分かった。
     
     研究チームに参加した独シュツットガルト大学(Stuttgart University)のエルマー・ブフナー(Elmar Buchner)氏によると、1万5000年前にモンゴルとシベリア境界付近に衝突したいん石とみられる。
     
     毘沙門像が彫られた正確な年代は不明だが、作風からチベットで仏教文化が確立する11世紀より前のものとみられる。
     
    >ユンダンテさん。
    言っている意味がよく分かりません。
    地球外部内部とは、ダイナモ理論のことでしょうか。
    それとも他に何か説があるのでしょうか。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/ダイナモ理論

  • ユンダンテ
    Posted at 22:17h, 01 3月

    失礼します。 今日の記事で内部に輝く太陽と書かれています。あれっ、てなりませんか?朝見てる太陽輝いています。めちゃくちゃ熱いんですよね。引力がすごいんですよね。 Q.内部にあって地球は大丈夫ですか?A.大丈夫です。 ということは上にある太陽が嘘なのか、下にある太陽が嘘なのか。 文をコンパクトにできなくてすみません。

  • rapt
    Posted at 22:24h, 01 3月

    >ユンダンテさん。
    もちろん、外にある太陽と中にある太陽は別物でしょうね。

  • TOMISATO
    Posted at 22:31h, 01 3月

    そうです。このニュースを知った当時ナチスとチベットの関係が自分の中で結びつかず理解できなかったのですが昨日と今日のブログですっきりしました。ありがとうございます。

  • ユンダンテ
    Posted at 22:36h, 01 3月

    RAPTさんへ。ダイナモ理論を初めて知りました。ありがとうございます。 外部内部の言葉通りで、地球は何層にもなっていて、今いる地球の外部=宇宙=次の層の地球内部ということです。 

  • アモリフェラ
    Posted at 22:53h, 01 3月

    ファンタジー小説のような面白いお話です。ヒトラーの頭の中にあるシャンバラ地底都市は、とても美しい世界であり、理想の都のようで、私も行けるものなら行ってみたいと思いました。 人は、「軍産複合体のため」とか「石油利権奪取」とか「領地拡大」とか、そういう現実的な実利的な理由の他にも、「シャンバラ伝説」や「イスラエル建国」なんかのために、つまり夢みたいな妄想みたいなことのために戦争をするのだ!ということが、今回のお話ではよく分かりました。青年時代には、絵描きになりたかったというヒトラーの、非常にロマンティストな一面を見た気がいたします。戦争する人は、異常にロマンを持った人なのでしょうが、周りの者のとっては、はた迷惑なだけですね。笑 確かに「チベット」とか「シャンバラ伝説」とかいうだけでも、神秘的で興味がそそられます、日本人の私でも…。 up有難うございます。 

  • rapt
    Posted at 23:15h, 01 3月

    >アモリフェラさん。
    一応、この話が妄想とまだ決まったわけではありません。
    彼らは間違いなく我々以上の現実主義者です。
    単なる妄想のために大金を投じるような人間ではありません。
    なので、この辺のことについては今後も調査が必要でしょうね。
    もちろん、我々一般人にはこんな話は全くもって受け入れがたいと思いますし、
    それは私も同じなのですが、なぜ彼らがこんなことに強くこだわっているのか、何かしら理由があるはずです。

  • ウェイパー
    Posted at 00:23h, 02 3月

    >それに3歳もふけちまった。あそこは恐ろしいところだ。行かねえほうがいい。」
    >彼は地下都市には3日間しか滞在しなかったのだが、この3日間は数十年に匹敵するほどの思いだったという。

    この辺りを読んでいて、ふと浦島太郎の話を思い出しました。
    浦島太郎のほうは地底ではなく海底ですが、地球の内部に近づくという意味では同じということで…
    「亀」を助けたり「竜宮城」には竜(悪魔)の文字が入ってたりなどが気になります。

  • YAYA
    Posted at 00:47h, 02 3月

    ひぇ~(;o;)、じゃあ、「コブラ」って、悪魔側の人だったのですね~~名前からして怪しいとは思いつつ、そんな正義の味方的なアガルタとかが本当に有るなら嬉しいとか思ってました(._.)、残念ながら天皇派でしょうね、手が込んでるなぁ~。
    光のなんとか~って、やっぱり怪しいんですね、よく分かりました、ありがとうございました(^人^)。

  • yoshi yamaguchi
    Posted at 00:52h, 02 3月

    こんばんは、第二次世界大戦のチベットを舞台にした
    ブラットビット主演の映画『セブン・イヤーズ・イン・チベット』ってありましたよね。
    まあーハリウッド映画の時点で事実を歪曲されてると思いますが
    上映当時、物議を呼んだ映画でしたよね。。。。

  • 東海道
    Posted at 02:56h, 02 3月

    先日から、チベットと日本のつながりを陰謀論的ではなく、物証的なアプローチでいろいろと調べていました。日本の渡来民族に秦氏という民族がいますが、wikipedia ではその出自は諸説あると説明されており、いちばん有名なのはユダヤ人説です。その中に、

    弓月君は中国五胡十六国時代の羌族が興した後秦に由来する。また、羌族がチベット・ビルマ語派に属するチベット系民族であって、同言語においてハタは辺鄙の土地、ウズは第一、キは長官を意味することから、ハタのウズキとは「地方を統治する第一の長官」を意味する。同様に、マは助詞「の」、サは都を意味することから、ウズマサは「第一の都市」を指す。

    との説明があります。
    チベットの古都ラサもウズマサ同様「サ」で終わる共通点があります。同じくwiki によるとラサは神の地という意味なので太秦は彼らの出講先の都市という位置付けなのかもしれません。この秦氏がつくった寺院等にはヘブライ語も見られたりするようなのでチベット経由のユダヤ人(失われた10氏族とか)で天皇の悪魔都市京都建設に貢献したのかもしれませんね。

    また、下記サイトによると数字の数え方や敬語の多さも日本語と酷似しているようです。

    ところで先ごろチベットを旅して、いちばん驚いたのが、彼らの言葉、チベット語だった。とりわけ数字。
    「ちぃ、にぃ、さん、し、んご」
    これは日本語の「いち、にぃ、さん、し、ご」と共通していると見るほうが自然である。6,7,8は違うが、9,10は「くぅ、じゅう」
     その他にも、チベット語には敬語が多いことも特徴とされ、日本語とよく似ている。そして何よりも、チベット人の風貌や所作が、日本人と瓜二つだ。ポリネシアやアリューシャンよりも遠いチベットの言葉や文化がどうして日本にはたくさん残されているのか、についてはまだ歴史上の定説はないが、おそらくかつて何らかの理由で、大量のチベット人が日本列島に入ってきたのは事実ではないかと思われる。
    http://kiokutokiroku.funaoosamu.com/?eid=572768

    陰謀論でもなんでもありませんが、やはりチベット人と日本人は共通の祖先を持っていたという証拠ではないでしょうか。

  • rapt
    Posted at 03:40h, 02 3月

    >東海道さん。
    陰謀論でなくても、こういった情報を一つ一つ集めて、丹念に精査していくことが真実の発見へとつながります。
    今回、ご紹介くださった情報はとても重要な情報でした。
    ありがとうございます。

  • Cat
    Posted at 09:41h, 02 3月

    ダライ・ラマを知った当初から、信用できない印象を持っていました。
    このリンクでは、チベット僧の焼身自殺について理屈が述べられていますが、シャンバラの太陽のイメージと重なります。
    http://nikkan-spa.jp/659299

  • 宇宙の真理
    Posted at 10:17h, 02 3月

    シャンバラの話とは違うかもしれませんが、
    大洪水により、地底に逃れた民族の伝承はネイティブアメリカンのホピ族にもあります。
    彼らは地底て蟻人間たちと暮らしていたそうです。
    彼らは自然を愛し、日本の縄文人と良く似た思想を持っています。推測ですがルーツは同じで氷河期にあったシベリアの古代文明ではないかと思います。
    日本人の中にある自然崇拝の精神は蟻人間たちから教えられたのかなとか考えちゃいました。

    あとスノーデン氏が暴露した地下に高度文明を持つ地底人の話も思い出しました。何か関係があるのかな?

  • Posted at 12:50h, 02 3月

    3月2日、先程昼番組の「ひるおび」でチャールズ皇太子とダライ・ラマが並んで何やら話をしている様子のツーショット写真が放送されました。
    二人はいつから知り合い…仲良し?なのか。非常に気になりました。

  • ル・クプラ
    Posted at 12:51h, 02 3月

    初めてまして。
    いつもブログみてその情報の凄さに驚きの毎日です。
    いろいろ検索しているとこんな組織団体を見つけました。
    アレイスター・クロウリーが創設した国際的な友愛結社なる宗教団体だそうです。
    とても怪しいです。

    東方聖堂騎士団
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%96%B9%E8%81%96%E5%A0%82%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E5%9B%A3

    O.T.O Japan
    http://www.otojapan.org/

  • なんこう
    Posted at 18:02h, 02 3月

    RAPTさん、ご無沙汰してります。
    相変わらず、興味深く「なるほど!」と納得しながらブログ拝見させて頂いております。
    RAPTさん登場前の、数多の陰謀論者が語る内容はどこか首を傾げるものが多かったのですが、RAPTさんは理路整然と筋立ててブログを綴ってくれるので、やはりいちいち納得しますよ。
    またコメント欄の皆さんの情報にも、ただただ舌を巻くばかりです。

    今日、「ヒトラー」とか「チベット」というキーワードであることを思い出しました。
    以前に偶然見た、ある方のHPですが、当時は「とんでも説」として物語的に眺めてました。
    しかし今のRAPTさん説を前提としてみた場合、記事の全てではありませんが、あながち「とんでも」ではないんじゃないかと。
    それでRAPTさんや皆さんに情報をお伝えしたくてコメント欄を使わせて頂きます。
    「日本の陰謀」というド直球のHPです。↓
    http://book.geocities.jp/japans_conspiracy/02/index.html
    記憶をたどると、チベット関係にも触れていました。↓
    http://book.geocities.jp/japan_conspiracy/0202/p002.html#page113
    このHPですが、ものすごく情報量が多いんですよ。
    で、HP主さんも天皇については悪と位置付けています。
    何かの参考になれば幸いです。
    ※記入メアド変更しました。

  • なんこう
    Posted at 18:05h, 02 3月

    書き忘れです.
    先ほどのサイト、既出もしくは知ってたらスミマセンm(_ _)m
    これからもブログ楽しみに読ませて頂きます。

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