07 10月 尖閣問題と全く同じ漁船衝突がベトナムと中国の間でも起きていた。金融ユダヤは世界中で同じ悪さばかりしています。
2010年に尖閣諸島沖で、中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突するという事件がありました。
このブログを読んでくださっている皆さんは、これが金融ユダヤの画策によるもので、わざと中国と日本とをいがみ合わせ、双方がともに東シナ海での天然資源の採掘ができなくなるように仕向けたものである、ということをご存じだと思います。
さらに、この事件の映像が外に漏れたことによって、情報流出の問題が大きく騒がれるようになり、「特定秘密保護法」なる悪法まででっちあげられるようになりました。今年の12月10にはその法律が施行されるとのこと。もちろん、裏社会の連中は最初からこのようなシナリオを作っていたはずです。
この世紀の悪法により、いずれ我々のようなブロガーも取締りの対象になる可能性があるとのことですが、もちろん、恐れを知らない皆さんは相変わらず続けてブログ記事などを書いておられることと思います。とにかく、これについては下手に恐れないことが肝要です。
彼らは実際に取り締まるかどうかよりも、「お前らを取り締まってやる」と脅しをかけることを目的にしていると思われます。それに、逮捕されたらされたときのこと。そのときには、逮捕する側の人間たちに必ず天罰が下りますし……。
さらに、この尖閣問題によって、中国と日本の関係がひどく悪化し、これを口実に、安倍ナントカ首相が強引に憲法の改正をしようとしはじめた。とにかくやたらと政府が、国民の意見も聞かずに、戦争をしようと言い出しはじめた。一応、安倍首相は戦争はしないと言い張っていますが、余りにも見え透いた嘘なので、国民は誰もそんな言葉を信用していません。
……とまあ、こんな感じで、中国の漁船が一隻ぶつかったぐらいでてんやわんやの大騒ぎになっているわけですが、実はこれと全く同じことが、中国とベトナムの間でも起きています。これを単なる偶然と見ていいのでしょうか。
○中国漁船が体当たり、ベトナム漁船沈没 南シナ海:朝日新聞デジタル
しかも、日本と違って、一度ではなく何度となく衝突事件が起きているようですし、実際に船が沈没したりもしているようです。そのため、ベトナムと中国の関係はどんどん悪化しているとのこと。
しかも、5月初めに中国が西沙諸島付近(下の地図を参照)で石油掘削作業を始めて以来、こういった船の衝突が多発しているようです。これはどう考えても、中国の石油採掘を邪魔するために金融ユダヤが仕組んだ陰謀としか思えません。
もちろん、日本のメディアはこのことを余り大きく報道しません。日本で起きたことと同じことがベトナムで起きている、なんて知られたら、多くの国民が間違いなく不審がりますから。
いいえ。もしそれが多くの国民の知るところになれば、そのときにはいつものように「中国はいつでもどこでも悪いことばかりしている」と言い張るわけでしょう。いつもの屁理屈で応戦してくるわけです。
で、アメリカはこの漁船の衝突をネタにして、ベトナムに武器を供与することまで決定しました。
○米国が対ベトナム武器輸出を一部解禁、南シナ海の自衛力向上支援 | ワールド | 中国 | Reuters
相変わらず悪どいですね。自分たちがわざと中国とベトナムの漁船を衝突させておいて、中国を悪者に仕立て上げ、中国と戦うためにベトナムにまで武器を手渡すとは……。
日本と中国がなかなか戦争しようとしないので、ベトナムと中国との間で戦争を起こそうという腹なんでしょうか。で、あわよくば日本にも(ねじ曲げたばかりの)集団的自衛権を使って、ベトナムへの戦争へと駆り出させる気なのかも知れません。
とにかく、これで中国は(東シナ海と同様)南シナ海でも天然資源を採掘することができなくなりました。しかも、先日も書いた通り、フィリピンも中国と何やらはげしく対立し合っていて、フィリピンの国内では中国人を狙った襲撃事件が相次いでいるとのこと。金融ユダヤがフィリピンでも大々的にプロパガンダを流し、中国人に対する敵意を煽っているのでしょう。
そして、さらに今回、香港でもデモが起こって、中国はますます南シナ海に手を出しにくくなった。香港も南シナ海に面していますから。
○香港の民主化デモの目的は、アメリカが南シナ海を占領し、中国の石油と天然ガスのパイプラインを断絶すること。
前回のこの記事でも書きましたが、これって、完全にウクライナを独立させて、ロシアからヨーロッパに流れる天然ガスのパイプラインを断絶したのと全く同じ構図ですね。これによってロシアは経済的に大ダメージを受けました。もっとも、その後すぐに中国とガス契約をして立ち直りましたが……。
で、中国の場合は、この南シナ海をぐるりと敵国に取り囲まれたため、石油や天然ガスの採掘そのものができなくなってしまった。何しろ、香港も敵、フィリピンも敵、ベトナムも敵になってしまったわけですから。そりゃあ、習近平が怒って当然。これでますますアメリカに背を向けて、プーチンと固く手を握ることになるでしょう。
こうしてありとあらゆる国と中国とを衝突させて、中国の怒りを煽り、戦争を起こそうと金融ユダヤは仕向けているわけでしょう。習近平が未だに怒りを露わにせず、「戦争だ」と言い出さないのが不思議なぐらいです。やはり習近平。その辺はプーチンとあれこれ綿密に相談しつつ、金融ユダヤの手に乗らないように重々注意しているのでしょう。
とにかくアメリカは、今後も南シナ海の天然資源が中国の手に渡らないように続けて画策していくでしょうし、あわよくばその資源を自分たちのものにしようとするかも知れません。さらには、ベトナムやフィリピンを使って、中国にもっと沢山のイタズラを仕掛けることでしょう。
しかしながら、中国はあくまでベトナムに対して大人の態度を見せています。ベトナムで起きた反中デモの犠牲者にベトナムが報償をすると決定したとたん、中国がこれを歓迎したとのこと。まるで聖者ではありませんか。
○中国、ベトナムの反中デモ犠牲者への補償を歓迎 | Reuters
習近平もベトナムで起きた反中デモが金融ユダヤの扇動したものであることを知っています。なので、そのデモの犠牲者が哀れに思えて仕方がない。だから、哀悼の意を表さずにはいられなかったわけでしょう。
しかしながら、こういうことは日本のメディアは全く報道しません。少なくともネット上ではロイターしかこのことを報じていません。日本のメディアは、あくまで中国が悪者であると日本国民に思わせていたいからでしょう。
ちなみに、尖閣諸島の近海にも、イラクに匹敵するほどの原油が眠っていると言われていますが、日本のマスコミはこの尖閣近海の資源の埋蔵量など大したことないと報道しているようです。この情報の違いは一体何なんでしょうか。
○尖閣諸島近海の地下資源、原油の埋蔵量はイラクに匹敵 – EUROPA(エウロパ)
○尖閣付近では海底油田の埋蔵量がたいしたことないとテレビで言ってまし… – Yahoo!知恵袋
さすがマスコミですね。相変わらず嘘ばかりつきます。言うまでもなく、本当のところは物凄い埋蔵量があるはずです。だからこそ、日本も中国も躍起になって尖閣を自分たちのものだと主張し合っているわけです。
アメリカがはっきりと「尖閣は日本のもの」と言ってくれればいいのに願う日本国民も多くいるようですが、もちろんアメリカがそんなことをしてくれるわけがない。アメリカはわざと中国と日本とに争わせ、この尖閣沖に眠る資源を中国にも日本にも採掘させないように仕向けているのですから。
これにて、シェールガスしか採れないアメリカは、中国にも日本にも出し抜かれずに済みます。本当にどうしようもない奴らです。悪知恵ばかりが働く人というのは、必ずどこにでもいるものですが、マスコミも政治家もこんな奴らにいつも媚びを売っているわけですから、これではこの国が傾いていくのも無理はありません。
アモリフェラ
Posted at 20:18h, 07 10月第二次世界大戦も、その前のあれこれの戦争も、皆、金融ユダヤさんが煽ったり画策してきたのだろうという想像がつきますね。それにしても、ワンパターンですね。笑 中国も他のどこの国も賢くなっています。世界史の先生がもうされてた、悪の栄えた試しは
ない、という言葉を思い出しました。
RAPTさんのご解説で、いつもスッキリと理解できる気がしています。どうもありがとうございます!!