25 5月 アメリカがヨーロッパの21の米軍基地の閉鎖を決定。経済力のみならず軍事力もピンチに。
中国・ロシアから完全に経済的に締め出されてしまったアメリカ。ただでさえ借金まみれな上に、アメリカ以上の経済圏が成立しかけている今、アメリカは相当に焦っているはず。
しかし、アメリカがピンチなのは何も経済力だけではなく、軍事力も同様みたいです。
(以下、イランラジオより転載)
アメリカがヨーロッパの21の米軍基地の閉鎖を決定
アメリカ国防総省が、ヨーロッパにある21箇所のアメリカ軍基地の閉鎖を決定したことを明らかにしました。
プレスTVによりますと、アメリカ国防総省は、今回の措置の目的は年間6000万ドルの軍事費削減であるとしています。
アメリカ国防総省のカービー報道官は、ヨーロッパのアメリカ軍基地の閉鎖の第1段階として、21箇所の基地の閉鎖を指摘し、「今回は、ドイツ、イタリア、デンマーク、ギリシャ、イギリス、ベルギーの21箇所の基地が閉鎖される」と語りました。
ウクライナ危機をめぐってロシアと西側諸国が対立している中での、アメリカによるこうした決定は、アメリカと同盟関係にあるヨーロッパ諸国の反発を引き起こしています。
カービー報道官はまた、「アメリカはこれまでどおり、同盟国の支援を責務としており、アメリカ軍はこれらの基地の更なる利用のため、他の場所にこれらの基地を移転する意向だ」と述べました。
(転載ここまで)
まあ、経済力が落ちてくれば、軍事力を維持する力も落ちてしまうわけで、当然といえば当然の成り行きなのですが、軍事力を削減するというのは、アメリカにとってみれば一番痛いところのはず。何しろ、覇権国家としてのプライドを削り落とすようなものですから。そのプライドを維持するお金すらケチらなくてはならないほど切羽詰まっているということでしょうか。
というより、東西冷戦も世界各地で起きるテロもその全てはアメリカのでっちあげたものなので、アメリカ自身、そんな軍備など世界各地に配備する必要がないということをよく分かっているのです。
なので、もう無駄遣いはやめようということになったのでしょう。
アメリカ軍の皆さん、どうせなら日本からも早く撤退してください。日本国民の多くがアメリカ軍の駐留に迷惑しています。
もっとも、日本に駐留していないと、日本からお金をせびる口実が一つ消えてなくなるわけですから、当然、なかなか撤退してはくれないでしょうけどね。
ちなみにこのニュース。今のところ日本の大手メディアでは全く報道されていません。やはり日本人には知られたくないんでしょうか……。
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