06 5月 韓国・コンビニ店員の「盗み食い」横行で経営難に。これが日本の将来の姿か。
〈転載〉
2014年5月2日、韓国紙・朝鮮日報によると、「消費期限を過ぎた食品は売ってはならない」という法律を悪用し、食品を故意に販売せず消費期限切れにして自分のものにするアルバイト店員が増えている。このため経営難に陥る店舗も現れているという。3日付でチャイナネットが伝えた。
江原道春川市でコンビニ店を経営するチョン氏は、夜間のアルバイトを廃止し、自分がシフトに就くことに決めた。開店して3年になる店舗だが、夜間のアルバイトが消費期限が迫った海苔巻やハンバーガーなどをレジカウンターの内側に隠し、期限が切れたところでこれを食べたり、家に持ち帰ったりするからだ。
「商品を隠して販売しないのは盗んだのと同じ。コンビニ経営はもともともうけが少ない。アルバイトがこんな風じゃ、これ以上やっていけない。売れ残った商品を処分するなら理解できるが、わざと商品を売らずに自分のものにするなんて」とチョン氏は嘆く。
だが、アルバイト側にも言い分がある。コンビニの時給は最低賃金を下回り、食事手当もないのが業界の慣習だ。江原道大学前のコンビニで働く若者は「期限切れの商品を食べるのは、店とアルバイトの間で当然のことになっている。最低賃金も食事手当もなければ、そうするしかないだろ」と話す。
〈転載ここまで〉
昔、学校の授業で、「不景気がつづけば、いずれ必ず好景気がやってくる。この世の経済はそのような循環ができる仕組みになっている」と教わったことがあります。しかし、子供心に経済にそんな振り子の原理みたいなものが当てはまるものなのだろうかと疑問に思ったような記憶があります。
今のアメリカは落ちるところまで落ちてしまって、いつデフォルト宣言するか分からないという状態です。落ちるところまで落ちることもある、というのが経済の実態なのです。マスコミはそんなアメリカの経済の実態を全く報道しませんが……多分、アメリカに口を封じられているのでしょう。
そんなアメリカと同じく、どうやらお隣の韓国も落ちるところまで落ちてしまいつつあるようです。そして、落ちるところまで落ちてしまうと、人間はモラルなど全く気にしなくなります。飢えを満たすためなら何でもやる……ということになってしまうわけです。もう少ししたら、「コンビニ店員が消費期限切れのコンビニ弁当を食いあさる」程度のことでは済まされなくなるかも知れません。
こういった韓国の凋落ぶりを報道すると、いつも決まってネトウヨの皆さんが韓国を笑い者にし、バカにしますが、日本人にとってもこれは対岸の火事ではありません。今でも既に低賃金で長時間労働を強いられている人が続出しています。この上、さらに安倍政権は残業代ゼロ政策を施行しようとしていますので、労働者がきちんと食いつないでいけるかどうかも分からなくなりつつあります。
韓国は1997年にIMFの支配下に入ったときからアメリカに食い物にされてきました。今や日本も同じくアメリカに好きなだけ食いつぶされています。現在の韓国に起きていることは、いずれ日本にも十分に起きる可能性のあることなのです。
No Comments