18 5月 謎のミュージシャン・プリンス。イルミナティの手を逃れた類まれなる才能。
皆さんはアメリカの「プリンス」というミュージシャンのことをご存じでしょうか。もしかしたら若い人たちは余り知らないかも知れません。
一昔前にアメリカで「パープル・レイン」という映画に出演、そのテーマ曲も自ら作って歌い、スーパースターの地位にのし上がりました。一時はマイケル・ジャクソンと並び賞されるほどでした。
ところが、その後、彼は商業主義的な音楽を嫌い、アバンギャルドな路線に走りだしたため、アメリカでの人気はじわじわと衰えていきます。逆にヨーロッパではそんな彼の姿勢に共感する人が増えたのか、まるで神のように崇められるようになりました。
実を言うと、私もプリンスの才能にとても惚れ込み、相当なまでに影響を受けてきました。彼の迸る才気は他の追随を許さないものがあり、そんな彼の才能に憧れて音楽活動をするようになったといってもいいぐらいです。
ただし、彼もまた他のアメリカのミュージシャンに負けず劣らず、というより、誰よりも突出して淫乱な歌を歌いまくる人でした。これはアメリカ人にはとても受けが良かったのですが、日本人には受け入れがたいものがあったらしく、日本での人気はどんどん衰えていきます。単に彼のそのスタイルだけでなく、彼の音楽が余りに個性的すぎたことも、日本人には馴染みにくかったのだろうと思います。しかも、プリンスはアルバムを出す毎に全く違ったタイプの曲を作るので、ファンの中には失望して背を向ける人も多かったでしょう。
私としては、そんな彼の音楽性の広さに逆に惹かれるのですが、一般の人はマイケル・ジャクソンのようにブレのない音楽を次々と発表してくれる方が分かりやすいのではないかと思います。
で、このプリンスという人なのですが……。正直なところ、この人ぐらい謎に包まれたミュージシャンはいないと私は思います。
アメリカの音楽界でこれほどまでに淫乱な歌を氾濫させた立役者はきっとこのプリンスだと思うのですが、では彼が「セックス・ドラック・ロックンロール」運動を広げるイルミナティの手先なのかといえば、恐らくそうではないでしょう。彼がただ勝手にそういう曲を作って、何のバックボーンもなくスターダムにのしあがっていった感じなのです。
他のスーパースターの多くが、イルミナティの強力な後押しがあってその地位を手に入れていくわけですが、プリンスの場合、その才能が突出していただけに、特に強力なバックボーンなしでも自力でヒットしていくことができたわけです。実際、多くのプリンスの関係者たちが、プリンスがどんなに売れても、その生活はかなり節度のあるものだったと証言しています。
イルミナティとしても、プリンスが自分の仲間に入ろうが入るまいが、プリンスの淫乱な曲を聴いて世界の若者たちが堕落してくれればそれでいいわけですから、無理にプリンスを自分たちの傘下に入れる必要もないと思っていたのかも知れません。そのため、彼らはしばらくプリンスを放置していたわけですが、それでも水面下では常に彼を仲間に引き入れようとしていたようです。
あるとき、プリンスをワーナーブラザーズの副社長の座に置くという形で、プリンスを自分の傘下に入れることに成功しました。その際に支払われた契約金も、冗談としか思えないほどの破格の額でした。
ところがプリンスは、副社長という地位と名誉を手にしたはいいものの、それまでずっと自分の好きな通りに音楽をやってきたものだから、人からあれこれ何か言われながら音楽をやっていくのが窮屈で窮屈でたまらない。その後、彼とワーナーとの間には長きにわたって確執が続くことになります。
プリンスはそんな自分の状態を皮肉って、自分はもう死んだ、自分はもうプリンスではない、と宣言し、「ジ・アーティスト・ノウン・アズ・プリンス(かつてプリンスと呼ばれたアーティスト)」という名前で活動するようになり、発表するアルバムのクレジットにも「プリンス」という名前を一切使わなくなってしまいました。
そんな長い確執が続いた末、彼はやっとの思いでワーナーブラザーズの傘下から抜け出すことができるのですが、その際に彼はまた自分の人生を皮肉るように「エマンシペイション(解放)」という名のアルバムを発表し、その後はまるでイルミナティ勢力に対抗するかのように、淫乱な歌を歌うのをやめ、キリストを讃えるような宗教的な歌を歌うようになります。
ただし、彼がそんな歌を歌うようになった背景には「エホバの証人」に入会していたという事実があります。わかる人にはわかると思いますが、この「エホバの証人」もまたイルミナティの作った似非キリスト教です。聖書も独自の聖書を使い、その教理もキリスト教の教理とは全く違う偽物のキリスト教です。
プリンスはイルミナティから逃れて悪魔ではなく神を信じるようになったつもりが、実はまた知らず知らずのうちに同じ悪魔の組織内にどっぷりと入り込んでしまっていたわけです。
しかし、さすがの彼も何かおかしいということに気付いたのでしょう。「エホバの証人」から足を洗ったのか、その後の彼の音楽からは一時のような宗教臭さが消えていきます。そして、自分独自のレーベルを立ち上げて音楽活動をしつつ、ときに大手レコード会社ソニーと契約してアルバムを発表し、大ヒットを飛ばしたりもしました。
しかしプリンスは、このソニーもまたイルミナティ企業だと気付いたのでしょうか。ソニーと契約して新たにアルバムを作った際、いざ発売される前日になって、いきなりイギリスの大手の新聞の付録としてそのアルバムをただで配布し、ソニーから激しい怒りを買う羽目になってしまいます。
もちろんソニーとの契約は解消。プリンスはまたしても個人レベルで音楽活動を始めるようになります。といっても、それまでの人気が人気でしたから、今でも彼の音楽を愛する人は世界中に山ほどいます。
果たして彼のように名の売れたミュージシャンが、イルミナティに楯突きながらまともに生きていけるのだろうかという心配はありますが、プリンスもその辺のことは覚悟の上なのでしょう。それに、ワーナー時代に受けた心の傷も未だに残っているのか、ときどきテレビでイルミナティの活動を暴露するようなこともあるようです。その映像がYouTubeにもアップされていますので、興味のある方はご覧ください。
○〈動画〉プリンスがケムトレイルについて語る – YouTube
また、プリンスの才能がどれほど凄いものなのかを知りたい方は、彼のヒット曲をメドレー形式でリミックスした以下の曲〈プリンス・パープルメドレー〉を聞いていただければ、その凄さが一発で分かるのではないかと思います。こんな才能はなかなかそう他にはお目にかかれないでしょう。もちろん、人によって好き嫌いはあると思いますけど……。
Cat
Posted at 14:00h, 15 10月プリンスのアーティストとしての天才性は別にしても、父親を生贄に捧げてるようです。
残念ながら、バイセクシャルな風貌、初期の性的な歌も、裏の意図によるものだと思います。。。
有名になってから、徐々に離脱していったのではないでしょうか。
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-1013.html
rapt
Posted at 15:53h, 15 10月>CATさん。
それは知りませんでした。
父親を捧げた経緯など、できれば詳しく教えていただけませんか。
ニュースによると、ごく普通に父親は死亡したような感じですけど……。
http://www.barks.jp/news/?id=52251426
Cat
Posted at 01:27h, 16 10月私は、上記ブログで知っただけなんですが。。。
“名声を得るために捧げられた血の生贄”の中に、Jay-Zと並んでいます。
たしかに2001年死亡では有名になった後ですし、時期が合わないですが、8月”25日”が気になります。
プリンスが意図せずに生贄として奪われたor初期に契約していた可能性、ここまでいくと憶測なので、
あまり参考にならずスミマセン。英文記事ならみつかるかもしれませんね。
rapt
Posted at 04:00h, 16 10月確かに裏社会とつながっていなければ、マイケルやプリンスのような成功はないとは思います。
ただし、本人が裏社会の命令に喜んで従っていたのか、嫌々従っていたのかが問題で、マイケルは完全に裏社会の命令を嫌がって最後には殺されてしまった。
プリンスも裏社会と結託するのが嫌になり、ワーナーとの契約を破棄。その後、アルバム一枚ごとにレコード会社と契約するという形を取るようになりましたが、ソニーと「プラネット・アース」で契約した際、プリンスがこのアルバムをイギリスの新聞の付録にただでつけて、ソニーを激怒させた。
今回の最新のアルバムもワーナーから出しましたが、またプリンスが何かやらかすかも……と思ってしまいます。
25日に誰かが死んだからといって、全てが生け贄だという確証は今のところ何もありません。
プリンスの父親自身が息子を売りに出す代わりに、自らが死ぬよう契約していたとか、そういう可能性もなくはありません。
または、父親が裏社会を裏切って報復されたとか……。
http://rapt.sub.jp/?p=14102
一応、私はありとあらゆる可能性を探った上で記事を書いていますので、憶測だけで父親を生け贄にしたとは記事にできませんね。やはり何らかの証拠が欲しいです。