18 5月 「ポルノのまん延は公衆衛生上の危機」米専門家たち。
悪魔崇拝者たちがこの世を実効支配するようになって以来、彼らは「セックス・ドラック・ロックンロール」という名目の下、ロックミュージックと同じくセックスやドラックが格好いいという風潮を作り上げ、世界中の若者たちを堕落の道へと突き落としてきました。
現在では、ドラッグの弊害というものは誰もが知っていることですが、それでもなおドラッグの常習者が後を絶ちません。言うまでもなく、悪魔崇拝者たちが様々な人々を使ってこの世に大量のドラッグをばらまいているからです。
最近もまたチャゲ&飛鳥のASUKAが麻薬所持で逮捕されるというニュースがありました。芸能界の人たちは誰もが当たり前のようにドラッグをやっているのではないかと、世間の誰もが疑わざるを得ないぐらい、次から次へと芸能人が逮捕されています。この状況に多くの人たちが大きな戸惑いと不安を覚えているのではないでしょうか。
それと同様に、ポルノの氾濫もまたとても大きな問題です。ポルノの問題については麻薬ほど大きく問題視されることはありませんが、子供を持つ親ならば、誰もが自分の子供の目にポルノを入れたくないと思っているはずです。この世の誰もが本能的にポルノが子供の心を堕落させてしまうと分かっているのです。
にもかかわらず、この世の中にはありとあらゆるところにポルノが氾濫しています。もはや誰もそれを隠そうとする気配もありません。というより、隠そうとしても隠しきることができないのが現状です。
電車に乗れば、女性の半裸姿の載った中吊り広告があちこちに堂々と貼りめぐらされ、淫らな写真の載った新聞紙を恥ずかしげもなく広げて読むサラリーマンたちの姿もあちこちに見受けられます。
テレビをつければ、お笑い芸人たちが人気をとるために猥雑なネタを連発し、映画やドラマを観れば、あからさまに男女がセックスをしている。
さらに学校でも幼い子供たちに性教育なるものを強引に押しつけ、無理やり異性に対する目を開かせようとする。避妊をしっかりと教えなければいけないという名目で教えているようですが、私から言わせれてもらえば、そんな教育をするからこそ、逆に子供たちは性の世界に興味を持ってしまい、大きな問題を引き起こすのではないかという気がします。恐らく親御さんの中には、自分の子供にそんな教育をしてほしくないと思っている方も大勢いらっしゃるのではないかと思います。
アメリカのペンシルベニア大学で性的トラウマを専門とするメアリー・アン・レイデン氏は、心理療法士としてこれまで取り扱った性暴力のあらゆる事例で、ポルノが要因の1つになっていたと述べているそうです。
同氏によると、「男性はポルノに初めて触れる年齢が若ければ若いほど、合意に基づかない性行為に走る可能性が高くなる。一方女性は、ポルノを見れば見るほど、合意に基づかない性行為の犠牲者になる確率が高くなる」ということです。
子供を持つ親たちが、子供の目にポルノを触れさせたくないと思うのは、やはり正しいことだったと科学的に証明されたわけです。
しかしながら、現状ではこのポルノの氾濫を縮小することは難しいでしょう。麻薬は犯罪として取り締まる法律がきちんとありますが、ポルノはよほどの行き過ぎがない限り、警察が取り締まることはないからです。
ドラッグ同様、セックスも格好いいものではないし、セックスをしたからといって偉いわけでもない。童貞や処女であることが恥ずかしいことではないし、貞節を守れる人間こそ立派でかしこい人間だ。大人たちが子供たちにはっきりとそう教えることこそが本当の性教育だと私は思います。
もし子供たちが性的な情報で頭がいっぱいになってしまうなら、子供の知能はよりいっそう低下し、この国のモラルも低下します。そして、文明そのものが崩壊することにもつながりかねないのです。
【以下、AFPBB Newsより転載】
米国ではポルノグラフィーがまん延しており、深刻な公衆衛生上の危機として対処すべき状況にあると、専門家たちが警告している。
性的搾取の根絶を目指している団体「Coalition to End Sexual Exploitation」が、首都ワシントン(Washington D.C.)近郊のタイソンズコーナー(Tysons Corner)で16日から2日間の日程で行う今年の総会は、ポルノは公衆衛生の観点から取り組むべき複雑な社会問題だという認識を広めることに焦点を当てている。
総会に先立って専門家らは、ポルノの問題にも飲酒運転や未成年者の喫煙と同様の対策を講じるべきだと訴えた。
■「健康的な本物の性を若者から奪う」
社会学と女性学を専門とするボストン(Boston)のウィーロック・カレッジ(Wheelock College)のゲイル・ダインズ(Gail Dines)教授は、ポルノ対策を「大きな政治力を要する問題」と捉えている。
ダインズ教授によると、ポルノサイトの月間閲覧総数は、動画サービス大手ネットフリックス(Netflix)、インターネット小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)、マイクロブログのツイッター(Twitter)の合計閲覧数を上回っている。さらにインターネットからの全ダウンロードの3分の1がポルノを含んでおり、ポルノ関係のウェブサイトは約430万も存在しているという。
同教授は「ポルノは間違いなく今日の性教育の中で最も強い影響力を持つ形態で、調査によれば人生で最初にポルノを見る平均年齢は11~14歳だという。しかもそれは父親が買ってきたプレイボーイ(Playboy)の類いなどではない」として、「基本的人権であるはずの、健康的な本物の性というものを若者から奪っている」と指摘する。
■元業界関係者も批判的
プレイボーイ向けのアダルト映画の元プロデューサーで、2006年まではアダルトサイトのネットワークも運営していたドニー・ポーリング(Donny Pauling)氏は、出演した女性にポルノが悪い影響を与えるのを自分自身の目で見てきたと語った。
最近、インターネットの人気ポルノ女優であることを明かして全米を騒がせた名門デューク大学(Duke University)の19歳の女子学生は「(ポルノ出演で)力をもらった」と話しているが、「私はそんな話を信じない」とポーリング氏は述べた。「私は500人以上の素人の女性をあの業界に入れたが、後になって感謝されたことなどただの1度もない」
■性暴力の要因にも
ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)で性的トラウマを専門とするメアリー・アン・レイデン(Mary Anne Layden)氏は、心理療法士としてこれまで取り扱った性暴力のあらゆる事例で、ポルノが要因の1つになっていたと述べた。
同氏によると、「男性はポルノに初めて触れる年齢が若ければ若いほど、合意に基づかない性行為に走る可能性が高くなる。一方女性は、ポルノを見れば見るほど、合意に基づかない性行為の犠牲者になる確率が高くなる」という。上述のデューク大学の女子学生も、初めてポルノを見たのは12歳の時で、高校のホームパーティーでレイプされたこともあったと、米誌ローリング・ストーン(Rolling Stone)のインタビューで語っている。
レイデン氏は、米疾病対策センター(Centers for Disease Control and Prevention、CDC)がポルノを公衆衛生上の問題と位置づけて関心を持てば、喫煙対策がもたらしたものと同様の成功をポルノ問題でも収めることができると指摘した。
【転載ここまで】
日本でも同じように、今から少しずつ何らかの対策を打って出るべきだと思うのですが、少しでもメディアなどに規制をかけようとすれば、またしても多くの作家や漫画家などが反発に出てくるのでしょう。
そういう点から見ると、この世の人々の精神はもはや完全に悪魔に支配されていると言ってもいいのかも知れません。ならば、意識のある人が立ち上がって、この国のこのあり方を変えていくべきではないでしょうか。
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