RAPT | 数十万円という格安の値段でプロと同レベルの音楽スタジオを作る方法。
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数十万円という格安の値段でプロと同レベルの音楽スタジオを作る方法。

数十万円という格安の値段でプロと同レベルの音楽スタジオを作る方法。

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メジャーデビューすることなく、自分でレーベルを立ち上げて楽曲を作成・販売するためには先ず何よりも高品質な音楽スタジオを作る必要があります。
 
もちろん、最近ではミキシング・マスタリングを外注で受けてくれる業者も幾つもありますので、お金に余裕のある方はそちらに頼めばいいのではないかと思いますが、一つの楽曲をミキシングしてもらうだけで数十万とかかるのが相場ですから、ただでさえお金のないアマチュアミュージシャンがそう簡単にそんな大金を捻出できるはずもありません。
 
 

■先ずはミキシングができる環境を作る。マスタリングは外注でもOK。

 
したがって、少々苦労してでも自分の自宅を音楽スタジオにして、自らミキシングの技術を身に着ける必要があるかと思います。マスタリングの技術も身に着けるに越したことはありませんが、ミキシング・マスタリングの両方の技術を一から身につけていくのはそんなに簡単なことではないので、とりあえず最初のうちはマスタリングは外注するという形でいいのではないかと思います。マスタリングは外注しても一曲数千円というのが相場なので、金銭的にもそれほどの負担にはならないはずです。
 
ミキシングをするには、やはりそれなりに優れた音響機器が必要です。音響機器の音質がよければよいほど、当然、ミキシングの品質もよくなりますし、そもそも作業自体がとてもしやすくなります。音の悪い音響機器でいくらミキシングを頑張っても、本当に楽曲の音がよくなっているのかどうか分かりませんので、作業が延々と終わらない場合がほとんどです。最近はデジタル技術が非常に進んでいるため、過去のようにスタジオの建設に何千万あるいは何億とかける必要はありません。実際のところ数10万という格安の値段で自宅に音楽スタジオを作ることができます。
 
 

■デジタルの音響機器はそんなに高くない。数十万でかなり高音質なオーディオを組める。

 
そんなバカな、と思われる方もいらっしゃるでしょう。高品質な音響機器を買いそろえていたら、それだけでも数百万、数千万はかかるはずだと思われるに違いありません。もちろん、一昔前までならそうだったかも知れません。アナログの音響機器でそれなりの高品質な音を出すためには、相当な金額が必要でした。しかし、デジタルの音というのは音を出す仕組み自体がアナログと比べてとても単純なので、それほどの金額をかけなくても、かなり高品位な音を出すことができます。詳しくは、以下のサイトをご参照ください。
 
オーディオの基本と鬼門・その真実

 
 

■良質の音響機器でミキシングをすれば、作業はとても楽になる。

 
念のために申しておきますが、私は決してプロ・ケーブルさんの回し者ではありません。ただ、このプロ・ケーブルさんのサイトを入念に読み、その上で必要なオーディオ機器を取りそろえた結果、今まで聴いたこともないほど物凄く高品質な音質をもったオーディオ機器を取りそろえることができました。その音質の余りの素晴らしさに本当に呆然としてしまったほどです。そのため、現在ではミキシング作業も非常にやりやすくなりました。かつては一度ミキシングをして楽曲をバウンスしてみても、iPodやらパソコンやら視聴する機器によって音のバランスが崩れてしまうという不幸によく見舞われていたものですが、現在ではそのようなことが全く起こらなくなりました。
 
では、一先ずここで自宅にスタジオを作るために必要な機器の一覧を書いておきます。
 
 

1.DAWソフトおよびそれを操作するためのパソコン。

 
最近はパソコンもDAWソフトもとても安価になりましたので、すぐにでも購入できると思います。最も安いのはアップルのLogicです。こちらのソフトには多種多様なループ音源もついていますので、楽器の演奏できない方でも、このループ音源をうまく組み合わせて楽曲を作ることができます。というより、下手な演奏を録音して曲にするぐらいなら、プロ並みの演奏を録音したループ音源で曲を作った方がいいと私は思います。実際、世界の有名なアーティストたちもこのLogicのループ音源を使って楽曲を作っています。また、使用するパソコンもウインドウズよりもマックの方が音質は遙かに上であることを理解しておいてください。
 
 

2.単相3芯の200ボルトの電源工事とトランス。

 
これは非常に重要です。どんな音楽スタジオでも必ず電源は200ボルトを使っています。200ボルトの電源をトランスを介してオーディオ機器に繋ぐのです。工事の費用もおおよそ1万5000円から2万円程度で済みます。それ以上の金額をとるような業者にはまず依頼しないことです。「単相3芯の200ボルトの電源工事」と頼めばいいです。詳しくはプロ・ケーブルのサイトをご参照ください。
 
 

3.プリアンプとパワーアンプ、そしてスピーカー。

 
こちらについては説明はもはや不要でしょう。こちらもプロ・ケーブルのサイトのご参照ください。ヘッドホンもあるに越したことはありませんが、正確なモニタースピーカーでミキシングを行えば、わざわざヘッドホンで音質を確認したりする必要もないかと思います。
 
 

4.ヴォーカル用マイクと楽器。およびそれをパソコンに接続するためのオーディオデバイス。

 
こちらも言うまでもないでしょう。詳細については様々なサイトで説明が書かれてあります。特にヴォーカル用マイクは、各メーカーや種類によってかなり音質が違います。色々なサイトを検証した上で、自分に合ったものを購入されるのがよいかと思います。もちろん、こちらも安くて高品質なものが出回っています。
 
 
必要なものは以上です。私自身は、パソコンとマイク、オーディオデバイス以外のものは全てプロ・ケーブルさんの販売されている製品を取り揃えました。結果、すべてを合わせても60万円程度で済みました。
 
一応、誤解のないように言っておきますが、必ずしもプロ・ケーブルさんの製品を買わなければならないということではありません。それぞれご自身の中で、自分が使いたいと思っている製品があるならそちらを使っていただいても結構です。ただし、プロ・ケーブルさんから取り揃えられたなら、格安の値段(数十万円)で数百万、数千万のオーディオ機器に匹敵するような高品質な音質で作業できるようになります。しかも、普通ならオーディオ機器の設定にはかなりの時間を要しますが、プロ・ケーブルさんの製品ならばセッティングにも特に時間をかける必要はありません。ただ機器と機器をつなげるだけでかなりの音質の音が出ます。ただし、いくつか注意点がございますので、本当に良い音を出したい方は、直接プロ・ケーブルさんにご相談の上、製品を購入された方がいいかと思います。私も購入の際には色々と相談させていただきました。
 
 

■防音設備を設置するなら、田舎の一戸建てに引っ越すというのも一つの手。

 
あと、歌や演奏を録音するためには防音設備なども必要になるのではないかと思われる方もいらっしゃるでしょう。確かに都会のマンションなどにお住まいの方はその必要があると思います。しかし私としては、そんなものに高額なお金を払うなら、いっそのこと郊外の一戸建てに引っ越しされるのも一つの手ではないかと思います。田舎の一戸建てなら、月に数万で賃貸することも可能です。私自身、今はかなりの田舎の一戸建てに住んでいまして、そこでは特に防音設備などなくても隣近所に迷惑をかけることもありませんし、ヴォーカル等の録音の際に周囲の雑音に悩まされるという心配もありません。田舎が嫌いとか、引っ越しが面倒という方は、もちろん都会にお住になられたまま防音設備をされた方がいいでしょう。それでも、数十万で設置ができると思いますので、オーディオ機器と合わせても百万程度で済みます。
 
 

■音楽スタジオを作ってしまえば、いつでも自由に録音・ミキシングができる。

 
このような形で音響スタジオを一度作ってしまえば、あとはあなたの好きなときに好きなだけ音楽スタジオを使うことができます。いちいち録音するたびに高額な音楽スタジオを借りる必要もありません。そうなれば、後はもう音楽レーベルを立ち上げるのにもさほど苦労はしません。後は優れた楽曲を作って広告・宣伝し、販売すればいいだけですから。もちろん、それはそれで地道な作業が必要になりますが、メジャーデビューする苦労に比べたら大した苦労ではないのではないかと私は思います。

1Comment
  • you
    Posted at 20:27h, 19 4月

    凄い。時代は本当に変わった。

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