12 4月 米Dropboxの取締役にライス元国務長官が就任。アメリカでは反対運動が勃発。
当然の成り行きでしょう。
自分の大切なデータを保管するために使っているDropbox。その会社の取締役に「政府による令状なしの盗聴を擁護しただけでなく、国内監視プログラムを拡大し、国連安全保障理事会のメンバー盗聴を計画した」人物が就任すれば、誰だって怒り心頭に発して当然というものです。
○Dropbox、「サービスの国際展開にライス元国務長官の経験と見識が必要」と取締役任命を説明
しかし、まさかアメリカ人がここまでアメリカ政府のことを憎み、危険視しているとは思ってもいませんでした。
確かにアメリカの経済はもうボロボロで、アメリカの国民たちは皆、政府に対して相当大きな不満を持っているはずです。現在の日本国民の日本政府に対する不満とは比べものにならないでしょう。
今やアメリカは国家そのものが破産寸前の状態にあります。いえ、数字の上では既に破産しているのですが、なんとかそれをごまかしながら運営してきたのがアメリカという国家なのです。しかし、ごまかすのにももう限界があります。その兆候がアメリカ国民一人一人の生活にすでに如実に表れてきているからです。
しかし、日本のマスコミはそんなアメリカの現状を全く報道していません。未だにアメリカを素晴らしい華やかな国として報道しつづけています。そのため、日本国民はその真実を知らず、中にはアメリカの音楽や映画に夢中になり、アメリカにはかない憧れを抱いている人もいます。
かつての私も、アメリカの映画や音楽などに大きな衝撃を受け、そのテクニックやセンスを一生懸命に学んでいた時期もありました。いえ、未だに学ぶべきところは沢山あります。しかし、アメリカの経済は疲弊の極みに達していて、その現実を知ってしまえば、もはやアメリカなど二流、三流の国としか思えませんし、本気でアメリカから何かを学ぼうという気にもなりません。
アメリカはここ数年の間に日本を含め、ありとあらゆる国から巨額の借金を重ねてきました。返せないことが分かっていながら、破産する前に借りれるだけ借りておいてチャラにしようという魂胆だったのでしょうか。あわよくば、第三次世界大戦を起こし、戦争経済で復活しようという計画だったのかも知れません。実際、アメリカは世界のあちこちで戦争の火種を植えようとしてきましたから。
日本もアメリカには700兆円もの金を貸していると言われていますが、恐らくそれも正確な数字ではないでしょう。表沙汰にはできないような形で、もっと多額のお金を貸しているはずです。しかも、日本政府はその事実を隠し、今でも変わらずアメリカに様々な形で大金を貢いでいます。
日本がこんなに経済的に困窮するようになったのは、アメリカに日本の富を吸い取られつづけた結果です。アメリカ政府と、アメリカを陰で操っているユダヤ金融資本たちが、この日本をこれほどまで疲弊させてしまったのです。本当に許せないことです。
しかし、今更こんなことを言って国を批判していても仕方がありません。どうせこの国は私たちの話に耳を傾けることなく、今後も続けてアメリカの言いなりになりつづけるに違いないからです。ですから、私たちは国を頼りにすることなく、自らの手で自らの人生を切り開いていくしかないのです。
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