27 2月 今、音楽レーベルは100万円以下で立ち上げられる。
はっきりと断言します。
今の時代はデジタル技術やネットが普及したことによって、誰でも簡単に音楽レーベルが立ち上げられます。
大手のレコード会社などや音楽事務所に所属して、自分たちの創作した音楽を販売してもらおうと考えなくても、自ら努力し工夫しさえすれば、広く自分たちの作った音楽を普及させ、販売していくことが可能なのです。
いえ、誰でも簡単にできるというのは少し語弊があるかも知れません。肝心の楽曲がやはりそれなりのレベルの作品でなければ誰も聴いてくれないでしょうし、デジタル機材に関する知識や技術がなければ、いくら曲を作ったとしても、当然、プロの作品に匹敵するものを作ることは不可能です。
つまり、大手企業に所属せずに音楽活動をするということは、これら全ての能力を自分一人(あるいは自分の仲間)だけで身に着けていかなければならないということであり、それはかなりの苦労と努力が強いられる道だと思います。
しかし、現在、大手のレコード会社はCDが売れなくて汲々としています。このデジタル化、ネット化の波にうまく乗れずに、相変わらず古い体質のままに経営を続けているからです。しかも彼らの中には、安い経費では大したアルバムが作れないという考えを持っている人たちも数多く存在しているようです。そのため、現在のように一枚のアルバムに多くの経費がかけられないことに不満とストレスを抱えた状態で仕事しているのです。
当然、そんな雰囲気の中では健全な芸術活動などできるはずもありません。そんな中、窮屈な思いをしながら音楽活動をしていくよりも、最初から苦労と努力を惜しまず自力で音楽レーベルを立ち上げ、その後、自由に音楽活動をしていく方がどれだけ幸せでしょうか。
一昔前なら、それは絶対に不可能なことでした。しかし、デジタル機器やネットが普及した今は違います。それは確かに可能なことですし、しかも今の時代、音楽レーベルは100万円以下の資金で立ち上げることができます。さらに一旦レーベルを立ち上げてしまえば、その後は一枚の音楽アルバムをわずか1万円かそれ以下の経費でネット販売することができます。もちろん、CDのプレス代金を支払えば、音楽CDとして販売することも可能です。
実際、私もこのような安価な経費で音楽レーベルを立ち上げ、音楽アルバムを制作しています。その方法については、さらに以下の記事をご覧下さい。
○十数万円という格安の値段でプロと同レベルの音楽スタジオを作る方法。
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