皆さんはこの言論弾圧メールをどう思いますか。

本日、以下のようなメールが届きました。
 
このような要求がまかり通るなら、私たちは何も記事を書くことができなくなると思いますが、皆さんはいかが思いますか。
 
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こちらの記事についてお話ししたいことがあります。
 
◯イエズス会と真言密教と浄土真宗と人肉食信仰「クロ宗」の奇妙な接点。フランシスコ･ザビエルを日本に招いた「ヤジロウ」から分かる悪魔教の現実。
 
【鹿児島県薩摩川内市下甑町片野浦】の話がおどろおどろしく語られていますが、父はここの出身で、私自身も幼い頃は夏を過ごしによく訪れておりました。今も多くの親戚がこの地で生活しております。
 
「クロ宗」だの「生き肝とり」だの、胡散臭い話をいろいろと掲載されていらっしゃいますが、なにを根拠に書かれているのでしょう？
 
記事に掲載されている文章は一部のオカルト雑誌から転載されたもののようですが、少なくともこれらの雑誌において地名はイニシャル等でぼかされています。
 
また
 
●「クロ宗」があったとされるのは上甑島の一部地域であり、【片野浦】のある下甑島ではない
 
●「生き肝とり」については堀田善衛の小説『鬼無鬼島』で創作された、完全なるフィクションである
 
このふたつの事案について、真実であると法廷で証明する用意があります。
 
上記の話が組み合わさっておもしろおかしく雑誌のネタにされ、さらにネットでからかわれるように地名が特定されるようになり、それをあなたがまとめたと考えますが、実際のところはいかがでしょうか。
 
小説『鬼無鬼島』の舞台のモデルとなったのは確かに【片野浦】のようで、かつて、近親婚が多かったのも事実ですが、『生肝を取る黒い密教クロ宗の地』でないことだけは確かです。
 
ちなみにですが、わたしは宗教にこだわっていません。
 
特別に信じている教えもなければ、特別に否定する宗教もありません。
 
ですが、両親が喜ぶのでお盆やお彼岸には普通にお墓参りをします。
 
祖父母の墓は片野浦から関東にある浄土真宗のお寺に移してあり、法事・法要もそのお寺で執り行います。
 
あなたの説では「片野浦の人間はクロ宗であることを隠すために浄土真宗や真言宗を信じているふりをしている」ということですから、わたしのこの話は嘘である、もしくは真実を知らされていないということになるのでしょうが。
 
ともかく、この胡散臭い記事を削除していただくか、または地名を特定しないよう常識的な配慮を持って編集していただくようお願い申し上げます。
 
この記事については現在、各方面に相談しているところですが、そちらから削除・編集していただくのが一番穏やかな解決方法だと考えているので、よろしくお願いいたします。
 
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鹿児島は島津家の出身地ですが、その関係者の方でしょうか。
 
いずれにせよ、このような言論弾圧は許されることではありません。
 
自分はその地域に親戚がいて、その親戚がこの事実を知らないというだけで、私の言っていることは間違いである、というのは何の根拠にもなりません。
 
現在はこのような風習はないにしても、過去はどうなのかは誰にも分からないことですし、このような風習が過去にあったとしても、そのことについて現在の人たちが隠し通せば、こんな事実はなかったということにできるでしょう。
 
ですから、現在この地域に住んでいる人たちがこの事実を知られたくないがために、私にこのような弾圧を仕掛けているとも私には思えなくもありません。
 
法定で証明すると言っても、地元の人たちが口をそろえて「そんな事実は知らない」と言い張れば、なんとでも事実をねじ曲げることができます。
 
そもそも、私のこの記事は、小説『鬼無鬼島』が出どころではなく、以下の記事が出どころになっています。私はこんな小説は知りません。
 
○隠れキリシタンと隠れ念仏
 
ですから、私ではなく、先ずは「隠れキリシタンと隠れ念仏」の著者に根拠を提出してもらうことが先決ではないでしょうか。
 
このような要求がまかり通るなら、殺人事件が起きたときに、その犯人を推定することすら罪ということになります。
 
それも罪だというなら、この日本ではこれから先、何らかの事件が起きたとしても、犯人を推理することすら許されなくなります。
 
まあ、イルミナティの連中はそれぐらいのことはやるかもしれませんが。
 
現実に、こんなことばかりやっているから、「クロ宗」のことが世の中にいつまでも知れ渡らないわけです。