RAPT | 疎外感に陥らないために、常に自分を高める努力を。
疎外感 自信 アイデンティティ 存在価値 自信を持つこと
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疎外感に陥らないために、常に自分を高める努力を。

疎外感に陥らないために、常に自分を高める努力を。

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疎外感というものは非常に恐ろしいものです。
 
学校や社会の中で落ちこぼれたり、仲間はずれにされたり、周りの人たちとうまく溶け込めなかったり、周りの人たちから認められなかったり、と疎外感を感じる原因は様々ですが、とにかくこの疎外感が往々にして人の心を悪い方へ傾けてしまいます。
 
非行に走る少年少女も、両親から余り愛情を受けられなかったり、学校の授業についていけずに劣等感に抱いたりといった理由から自らの存在価値を見いだせなくなくなり、心が歪んでしまうわけです。そして、拗ねたり僻んだりして、いつしかこの世に激しい恨み辛みを抱くようになり、悪の道へと突き進んでいくのです。
 
最近は就職難のため、なかなか内定をもらえない若者たちが多いようですが、彼らもまた社会に対して疎外感を感じ、自信を失ってしまう場合が多いかも知れません。やむなく派遣社員として入社したとしても、正社員とは全く違う扱いを受けることになりかねず、これまた疎外感を感じてしまうことになるかも知れません。実際、そのような体験をした若者が、何年か前に秋葉原で無差別殺人を犯してしまうという事件がありました。
 
悪魔のルーツもこの疎外感から来ています。神が自分よりも人間をこよなく愛するのを見て、天使長ルシエルは激しい疎外感に陥り、神に反逆するまでに至ってしまったのです。その結果、彼は神によって天国から追放され、悪魔ルシファーとなって人間をことごとく堕落させるよう働きかけてきました。
 
悪魔崇拝をしたり、NWOという名の悪魔的な計画を成し遂げようとする人たちも、恐らくそういった疎外感を強く抱いているのではないかと思われます。実際、彼らの多くがマイノリティーな存在であり、周りから何らかの差別を受け、激しい疎外感に苛まれてきたのではないでしょうか。そのため、同じ疎外感を感じて生きてきた者どうしで傷を舐め合い、結束し、この社会に対して復讐を試みようとしているわけです。
 
幼い幼児を誘拐し、彼らを虐待しながら育てていくのも、子供たちの心に強烈な疎外感を植え付けることが一つの目的なのでしょう。そうして、自分が誰からも愛されていないという疎外感を持ってしまえば、その子供はいずれこの世の中に対して強い敵意を抱くようになり、イルミナティとしては自分たちの目的を遂行するための道具として使いやすくなります。
 
私たちはそんな悲しい人生を送らないようにするためにも、常に自分の心を鍛えていく必要があると思います。この世の社会はとても厳しく、ともすれば落ちこぼれたり、周りとうまく協調できずに孤立してしまったりして、ひょんなことから強い疎外感を抱きかねないからです。
 
ですから、どんな状況に陥っても常に自分の存在価値を見いだせるよう、自らの精神を強くしていかなくてはなりません。身体だけを鍛えたとしても、心がきちんと鍛えられていなければ、いざ何かの問題に巻き込まれたとき、絶望し、孤独感に苛まれ、自暴自棄して心が歪んでしまわないとも限らないからです。
 
そのためには、やはり何よりも自分に自信を持って生きるということが大事なのではないかと思います。傲慢になれ、ということではありません。むしろその逆で、常に自分を今よりももっと伸ばそうと努力することが大事です。そのような努力を毎日経ていくことによって自信というものは生じてくるからです。ですから、昨日よりも今日、今日よりも明日と思いながら常に自分を高めていかなければならないのです。
 
もちろん、人によってはそのような生を生きることはとても大変なことかも知れません。しかし、そのような生を生きてこそ、私たち人間は常に心の平安を保つことができ、この世で一生、楽しく喜びと希望にあふれて生きていけるのではないかと私は考えています。
 

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